【ゲーム株概況(9/15)】フジテレビの新作アニメのIPを利用した新作の開発着手でcolyが逆行高 東映アニメは終値ベースで時価総額1兆円超えに
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9月15日の東京株式市場では、日経平均は4日ぶりに反落し、前日比158.39円安の3万511.71円で取引を終えた。前日にバブル後高値の更新まで買われたこともあり、利益確定の売り物が広がる展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、coly<4175>が一時4100円まで買われるなど逆行高した。colyは、前日9月14日に第2四半期決算を発表するとともに、フジテレビが製作する新作アニメ作品のIPを利用した新規ゲームタイトルの制作・開発に着手したことも発表したことが市場の関心を集めたようだ。
また、ユークス<4334>が続伸し、東映アニメ<4816>は一時2万5000円台まで買われた。なお、東映アニメは終値ベースで時価総額1兆円超えとなった。
半面、大和証券が投資判断「3」を継続し、目標株価を960円から820円に引き下げたコロプラ<3668>が売られるなど、主力株にさえない銘柄が目立った。
ネクソン<3659>は続落し、終値ベースで2000円大台割れとなった。
アピリッツ<4174>は、オンラインゲーム運営のムーンラビットの買収を発表したが、新作「オーバーエクリプス」の減損処理などで第2四半期決算が最終赤字となったこともあって反落した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アピリッツ
- 設立
- 2000年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員CEO 和田 順児
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高84億2700万円、営業利益5億9900万円、経常利益5億9600万円、最終利益3億8600万円(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4174
会社情報
- 会社名
- 東映アニメーション株式会社
- 設立
- 1948年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高671億1700万円、営業利益177億7200万円、経常利益203億円、最終利益145億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4816
会社情報
- 会社名
- 株式会社coly(コリー)
- 設立
- 2014年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 中島 杏奈/共同創業者 代表取締役副社長 中島 瑞木
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高50億6400万円、営業損益8億1300万円の赤字、経常損益7億9400万円の赤字、最終損益8億3000万円の赤字(2023年1月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4175