任天堂<7974>は、本日(9月28日)、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「スーパー・ニンテンドー・ワールド」が拡張され、「ドンキーコング」をテーマとした新エリアが2024年に開業予定であることを発表した。
■「ドンキーコング」の世界を実体験できる新エリアを拡張
『ドンキーコング』は1981年にアーケードゲームとして誕生して以来、ファミリーコンピュータ、スーパーファミコンや、Wii、Nintendo Switchなどで発売された任天堂のゲームシリーズの1つ。全世界累計の販売本数は6500万本以上(2021年3月時点)となり、世界中で楽しまれている。
今回、「ドンキーコング」をテーマにした新エリアは、現在のマリオの世界が広がるエリアに隣接する形で登場し、これに伴い「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の面積は、現在の約1.7倍に拡張される。新エリアは、緑豊かなジャングルが広がり、キャラクター「ドンキーコング」の世界を全身で体験していただける壮大なエリアとなる予定だ。
この新エリアは2024年に完成し、開業することが計画されている。現在の「スーパー・ニンテンドー・ワールド」とともに、ユニバーサル・スタジオの技術とイマジネーションと、任天堂の代表取締役フェロー 宮本茂氏をはじめとした任天堂のクリエイティビティの融合によって、来場者が心から楽しめる体験の提供を目指していく。
■「ドンキーコング」のコースター型のライド・アトラクションも新たに登場。
新エリアには、「ドンキーコング」たちが登場するコースター型のライド・アトラクションも予定している。また、ライド・アトラクション以外にも、飲食・物販体験など、エリアの各所を楽しめる工夫を施しており、「ドンキーコング」シリーズを遊んだ経験のある方だけでなく、すべての来場者に楽しんでもらえるようなエリアになる予定だ。
▼合同会社ユー・エス・ジェイ社長CEO J.L. ボニエ氏コメント
「スーパー・ニンテンドー・ワールド」は テーマパークエンターテイメントを全く新しいレベルで創造し、瞬く間に多くのゲストにとってエキサイティングであり、必須の体験となりました。 任天堂のキャラクターや物語を現実の世界に再現するというビジョンを持ちながら、引き続き任天堂のみなさまと共にこのプロジェクトを推進できることにとてもワクワクしています。 「ドンキーコング」をテーマにした新しいエリアは「スーパー・ニンテンドー・ワールド」をより魅力的にし、ゲストのみなさまにさらなる超興奮体験をお届けできるでしょう。どうぞご期待ください。
▼任天堂代表取締役フェロー 宮本茂氏コメント
マリオの世界に続いて、「ドンキーコング」の世界も現実の形にできることに胸を躍らせています! ユニバーサル・スタジオの優れたスタッフの皆さんと一緒に、「ドンキーコング」の「ちょっとスリリングな体験」を準備中です。完成まではもう少しお時間をいただきますが、このシリーズを遊んだことがない人でも楽しめるユニークな体験エリアをつくり上げたいと思います。
© Nintendo
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974