スクエニAI&AAとソニーG、NEC、東大大学院工学研究科「世界モデル・シミュレータ寄附講座」を通じてAI人材の育成と共同研究を推進

スクウェア・エニックス・AI&アーツ・アルケミーとソニーグループ、日本電気(NEC)は、この日(9月28日)、東京大学大学院工学研究科で行われる「世界モデル・シミュレータ寄附講座」を通じて、AIに携わる次世代の人材育成に取り組むと発表した。講座では、寄付企業による協力のもと、「シミュレーション×ディープラーニング」を主軸に「世界モデル」や「言語理解」などの先端トピックを含めたAIに関する講義を実施する、としている。東京大学の学部学生と大学院学生を対象にしており、一般聴講は不可となっている。

さらに、四社の知見を合わせたAIの研究開発も共同推進する。東京大学大学院工学研究科松尾豊研究室と、ゲームという仮想空間で様々な世界を構築してきた知見と、ゲーム内で動作するAI研究開発で強みを持つスクウェア・エニックス・AI&アーツ・アルケミーと、イメージ＆センシング技術やロボティクス技術、ゲーム・音楽・映画のコンテンツ生成・表現技術など実世界と仮想世界にAI技術をかけ合わせた領域を強みとするソニー、顔認証などの画像認識技術やロボティクス技術など多様なAIを活用するNECが協働していく。