【発表会】アカツキ×トゥーキョーゲームス共同新規プロジェクト『トライブナイン』、TVアニメが22年1月放送&配信! スマホで3DアクションRPG化も決定

アカツキ<3932>は、9月30日、トゥーキョーゲームスとの共同新規プロジェクト『TRIBE NINE(トライブナイン)』の新作ゲーム開発進捗報告会「EXTREME PROGRESS REPORT #00」の生放送を実施した。

番組では、アカツキの山口修平氏(総合プロデューサー)、トゥーキョーゲームスの小高和剛氏に加え、声優の堀江瞬さん、沢城千春さん、渕上舞さんが出演。今だベールに包まれている『TRIBE NINE(トライブナイン)』の最新情報を公開した。


▲アカツキの山口修平氏。


▲トゥーキョーゲームスの小高和剛氏。

小高氏は冒頭、「この企画を考え始めてから、もう4年になります。ようやくスタート地点に立ってワクワクするし、ドキドキもして複雑な気分です」と挨拶した。

『トライブナイン』とは?

冒頭、プロジェクトPV第1弾が流されたが、トライブとは? XB? など、気になることが多い本作。「悪く言えばわかりずらい、よく言えば唯一無二の作品なので、出来るだけ魅力を伝えていければ」とは小高氏。

山口氏も「本作の情報の初出は2020年2月頃だったが、そこから時間が経っているということで、改めておさらいと、新しい情報を含めてお話できれば」と続けた。

そして早くも『トライブナイン』のアニメ化が発表となった(後述)。これについて山口氏は、「今回は完全オリジナル作品なので、無料で観られるTVアニメを通じて、どういう世界観、キャラなのかをまず知っていただいて、『トライブナイン』を好きになっていただいていよいよゲームへ、という流れを考えています」と狙いを語った。

ここからは具体的に『トライブナイン』の概要が紹介された。

アカツキとトゥーキョーゲームスのタッグで贈る本プロジェクト。その中で、トゥーキョーゲームスが世界観、ストーリー、キャラクターを担当し、アカツキはその世界観を元にどう展開していくかというプロデュースを行っている。

今回のプロジェクトについて、「弊社はストーリー系のゲームが得意なので、シナリオにこだわっています。ゲームとアニメ両方で展開しますが、どちらかをなぞるわけではなく、世界観や歴史は同じながらも、それぞれ独立したストーリーになっています。そういう見せ方をしようとアカツキと話し始めました。実際ゲームのシナリオも担当していますが、これまで家庭用で作ってきたような大ボリュームのシナリオをそのままやらせていただいています。正直、無料でシナリオを出せる事をうれしく思っていますし、テンションが上がっています」と小高氏。

今回、トゥーキョーゲームスのスタッフが総参加しているとのことだが、小高氏曰く「新しく入ったメンバーや追加メンバーもたくさんいるし、僕が昔から付き合いのある人たちにも手伝ってもらっていて、人脈も含め全て駆使して作っています」とし、「スマホゲームはシナリオってこういうものでしょ、というイメージがあると思いますが、スマホゲームらしからぬボリュームになっています」と続けた。

続いて、冒頭のムービーにもあった"20XX年 ネオトーキョー国"という舞台について。こちらは架空の東京23区を舞台にしており、退廃した設定。23区の特徴をモチーフにそれぞれのシティがデザインされているそうだ。

下は23のシティのイメージボード(一部)となる。

「各シティのデザインはそれぞれの区の特徴を誇張してデザインしており、1つ1つのシティが別の国くらいに差別化させようと考えた」と小高氏はネオトーキョー国の設定について説明した。

続いてのキーワードは"TRIBE(トライブ)"。ネオトーキョー国は退廃した世界ということだが、そんな社会に絶望した若者たちが形成したグループがトライブだという。

今回のムービーでは6つのトライブが出てきたが、もちろん各シティにトライブが存在。そしてトライブ同士が己の威信をかけて抗争をしていくアウトローアクションストーリーが描かれる。

トライブについて小高氏は「各シティのトライブはファンタジーだったりミステリーだったりと色々あって、それらを全部ぶち込もうと思った時、抗争という体にすれば何でも話ができる。色々な話が詰め込めるおもちゃ箱という形の設定です」と語った。

もう一つ、"エクストリームベースボール(XB)"、"XB法"というキーワードも気になるところ。ネオトーキョー政府が治安維持のために、激化するトライブ同士の抗争をXBに限定するため発効された法律がXB法となる。

そしてXBについては、下のムービーを見るとイメージしやすいだろう。

一般的に知られている野球とは違うようだが、エクストリームベースボールとは野球とよく似た決闘方法で、スポーツではなく野球をモチーフにしたプレイヤー同士のバトルとのこと。また、XB法の定めとして敗者は勝者の命令に従わなければいけない。

試合は通常の野球はグラウンドで行われるが、XBはシティ全域で行われる。打つ、投げるという野球のルールに加え、進塁・出塁時にストリートバトルが発生し、身体能力を強化できるギアを装着したプレイヤー同士の激しいぶつかり合いが最大の特徴となっているようだ。

XBについて小高氏は、「これも建付けで、元々はトライブ同士で戦うものを作りたいと決めていた。ただ殴り合いやバイクレースだと普通だなと思っていた。そんな時、弊社の打越から"街中で野球やっちゃえば"と言われて、面白いなと思って取り入れた」そうだ。

次はキャラクターの紹介。まずは、ミナトシティのトライブに属するキャラクターたちだ。


▲発表会のゲストである堀江瞬さん、沢城千春さん、渕上舞さんは、ミナトトライブのキャラクターを演じている。「このグループは主人公チームなので、作品を象徴するメンバーにしたいという思いがデザインの方向性としてあった」(小高)

その他、アダチ、オオタ、タイトウ、シナガワ、チヨダのトライブキャラクターも加え、今回は6つのトライブが初公開となった。


▲ネオトーキョー国王・鳳天心が操るトライブ。チヨダシティの王族である鳳家が率いる。

この他のキャラクターは、今後発表されていくとのこと。続報に期待しよう。


▲『トライブナイン』のキービジュアルも公開。今回紹介されていないキャラクターも多数確認できる。

TVアニメ化決定!2022年1月から放送&配信

ここからは、冒頭でも発表されたアニメ化について。まず山口氏からキービジュアルとスタッフが公開された。

豪華スタッフ陣を迎えたアニメ版だが、どのような内容になるのか? 山口氏によると、ミナトトライブとチヨダトライブの戦いを描いていくことになるそうだ。

<あらすじ>
気が弱く、 いつもいじめられてばかりの“白金 ハル”
最強の男を目指し、 海の向こうからやってきた“タイガ“
ふたりの少年はとある夕暮れ、 最強のXBプレーヤーであり、
ミナトトライブのリーダーである“神谷 瞬”と出会う。

それと時を同じくして、 ネオトーキョーに散らばる各トライブは
大きな脅威にさらされようとしていた。
ネオトーキョー国王“鳳 天心”の命令によって、
謎の男“鳳 王次郎”率いるチヨダトライが、
国中のトライブの制圧をはじめたのだ。
その魔の手は、 ミナトトライブにも及ぼうとしており…。

「自分を変えたい」
「とにかく最強の男を目指す」
「ただ、 XBを楽しみたい」
己の譲れぬ信念を貫くため、
ハル、 タイガ、 神谷は“XB”の打席に立つー!

また、主要キャラのアニメイラストも完成しており、一部が公開となった。

▼神谷 瞬(CV:石田 彰)
ミナトトライブの創設者かつリーダーで、 ミナトがネオトーキョー最強と呼ばれる最大の理由。 数少ない「ビームバット」の使い手で、 ピッチャー、 バッターとしても超一流なのはもちろん、 殴り合いでも無類の強さを誇る。

▼白金 ハル(CV:堀江 瞬)
気弱でいじめられっ子の少年。 「自分には何もできない」という考えに縛られていたが、 持ち前の「目の良さ」と「俊敏さ」という武器を神谷に見出され、 ミナトトライブに加入する。

▼タイガ(CV:沢城 千春)
「最強の男、 神谷瞬に勝つ!」そんな想いを胸に、 海を超えてネオトーキョーにやってきた血気盛んな少年。 ハルと共にミナトトライブに加入する。

▼有栖川 さおり(CV:渕上 舞)
ミナトトライブの副リーダー。 可憐な見た目とは裏腹に、 神谷の豪速球を受け止めることができる優秀なキャッチャー。 マイペースな神谷に代わって、 個性派揃いのミナトをまとめ上げている。

▼三田 三太郎 (CV:田村 睦心)
「ミナトのエースは俺だ!」と言い張っているが、 実際はミナトの控えのピッチャー。 スケベでゲスい言動が多く、 よく有栖川からコテンパンに叱られているが、 改める気配は全くない。

▼大門 愛海 (CV:落合 福嗣)
温厚な性格と美味しい料理で、 いつもメンバーを支えてくれている。 普段はおっとりとした彼だが、 キレると誰も手がつけられなくなるという一面も…。

▼青山 カズキ (CV:千葉 翔也)
突如ミナトトライブの前に現れ、 加入を申し出た謎の青年。 左腕を負傷しており、 まともにXBをプレーすることはできない様子。 しかし、 何故かXBの戦術やビームバットの扱い方などに詳しく、 知略を巡らしてミナトに勝利をもたらす。

▼鳳 天心 (CV:中 博史)
ネオトーキョー国王。 XBに強く執心しており、 最強のXBプレーヤーにするため、 世継ぎである王次郎を幼少期から鍛え上げた。 国中のトライブをXBで蹂躙させ、 鳳家の絶対的強さを誇示しようとする。

▼鳳 王次郎(CV:諏訪部 順一)
ネオトーキョー国王である鳳天心の世継ぎであり、 チヨダトライブのリーダー。 最強のXBプレーヤーになるよう、 幼少期から天心のもとで鍛え上げられた。

▼神木 結衣 (CV:小松 未可子)
鳳天心の秘書。 表向きにはつつましく秘書をこなすが、 その裏、 鳳家のためとあればどのような業務も遂行する冷徹さを持ち合わせる。

そして、山口氏よりオンエア情報が発表され、2022年1月より放送、配信開始が決定したことが明らかになった。

さらに、アニメに付随して、アニメストーリーをもとにしたWEBTOON(縦読みマンガ)の制作も決定。詳細は後日発表となる。

スマートフォンゲーム情報

最後の発表は、スマホゲーム版の最新情報。まず山口氏から、ジャンルが3DアクションRPGに決定したことが明かされた。

「ストーリーとゲームを同時に楽しんでいただきたい。今までのトゥーキョーゲームスの作品から見ると、アクションRPGは結構斬新だと思う」と山口氏。それを受け、「RPGは作ったことはないですが、元々好きなジャンルなのでRPGを作れるのはうれしい」とは小高氏。

また、「ストーリーはゲームも結構重厚なのでRPGは相性がいいと思います」(小高)とした。

3DアクションRPGに挑戦しようと考えた背景について、山口氏は「これまでたくさんのキャラクターを紹介したがいずれも魅力的。ですので、直接キャラクターを操作してのめり込んでいく感じだったり、仲間と一緒に戦う感覚を体験していただきたい」とのことだ。

アニメとつながる世界観も『トライブナイン』の特徴とのこと。

「アニメとゲームの同時展開で、どちらかがどちらかをなぞるわけではなく、同じ世界、歴史ではあるけどまったく別のストーリーをやるというところ。アニメはアニメでちゃんと完結しますし、ゲームはゲームで楽しめる形になっています。色々なトライブが存在するので、色々な視点で物語も作れます。このトライブを題材に小説、舞台化するといった広げ方をしたいという野望があります」(小高)

最後の特徴は、ゲームオンボリュームの部分にかかる23トライブ全員登場。山口氏はここを目指していきたいとした。

それを聞いて小高氏は「ここ以上を目指したいですね。西東京の街や都道府県、世界、銀河、さらにタイムスリップして江戸時代のシティなど、無限大に広がります(笑)」とコメントした。

続いて、開発中のゲーム画面が数点公開された。

さて、気になるのはゲームの配信時期だが、山口氏曰く「まだ開発が絶賛本格スタートしたタイミングですので、もう少しお待ちいただければと思います」。まずは2022年1月のアニメを観て、『トライブナイン』の世界を予習しつつ楽しみに待ってほしいそうだ。

また、今後ゲームで計画している事についても言及。「構想していることはあります。例えばトゥーキョーゲームスの他の作品のキャラ参戦や、トゥーキョーゲームス以外のクリエイターの参戦なども模索しています」と山口氏が話せば、「ゲストイラストレーターやゲストシナリオライターなど、我々以外の方々にもやってもらえたら。シティによってカラーが異なるので、違う人でも担当できるかなと思う。それを見越したトライブの設定をしています」と小高氏も続いた。


▲その他、Twitterキャンペーン情報や、公式サイトのオープンも発表された。

最後に山口氏は「アカツキはスマホゲームの会社ですが、スマホゲームの常識を壊すような作品を小高さんたちと作っていきたいと思っていますので、楽しみにお待ちください」と挨拶。

小高氏も「今ちょうど、東京ゲームショウをやっていまして、この発表会の裏で『ダンガンロンパ』の生放送をやっているんですが、『ダンガンロンパ』のswitch版が11月に発売されるのでそちらもよろしくお願いいします(笑) と言いつつ、『トライブナイン』はこれから始まるコンテンツ。この作品をユーザーの皆さんと一緒にどんどん盛り上げていきたいと思っています。今日の発表会を視聴してくれた方々は最初の共犯者として、ぜひ盛り上げてください。お願いします!」とまとめた。

(C) Akatsuki Inc./トライブナイン製作委員会
※ゲーム画面は開発中のものです

株式会社アカツキ
http://aktsk.jp/

会社情報

会社名
株式会社アカツキ
設立
2010年6月
代表者
代表取締役CEO 香田 哲朗
決算期
3月
直近業績
売上高310億9600万円、営業利益112億9400万円、経常利益111億5200万円、最終利益63億4500万円(2021年3月期)
上場区分
東証一部
証券コード
3932
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