Broken Arms Gamesは、ワイン・ワイナリー造りを楽しめるシミュレーションゲーム『醸造物語 Hundred Days』のモバイル版を10月13日より配信開始した。価格はiOS版が730円、Android版は650円。
本作はワイナリー経営を緻密に再現したシミュレーションゲームで、イタリアのインディーズゲーム開発チームによって制作されたモバイルゲーム。プレイヤーは、自分だけのブドウ畑を育て、ワイナリー経営のノウハウを学び、自分で作ったワインを生産、瓶詰め、販売まで行い、ワインビジネスでの成功を目指す。全ての工程がプレイヤーに委ねられており、プレイヤーの決断はそのまま完成したワインの口当たりや風味に影響を与える。
▼トレーラー動画
■ゲームの特徴
本作で、プレイヤーは自由に経営できるワイナリーを所有している。土地を購入して季節に合ったブドウの品種を選択して栽培しよう。各品種のブドウの糖度や酸度、タンニン含有量などは異なる。どの品種を選択するかのこの第一歩もまた最後の品質に影響を与える。栽培が完了して終わりではなく、除草や剪定をしっかりと行えば、プレイヤーの期待に応えて甘美な果実を実らせてくれるはず。また、ブドウ畑と設備の並べ方を決めることで、最も美しいワイナリーの景観を造成することができる。
ブドウの栽培は第一歩に過ぎない。醸造段階の中で、プレイヤーは発酵、圧搾、熟成、ボトリングといったワイン醸造における全ての工程を学ぶことができる。どの工程においてもミスは許されず、醸造するワインが赤ワインか白ワインかによってもその工程の内容に違いが生まれる。プレイヤーは各工程において決断を行う必要がある。例えば、発酵段階ではどの菌を用いどれだけの期間発酵を行うのかを決定したり、圧搾段階ではどの圧搾機を用いてどれだけの強さで圧搾を行うのかなど。プレイヤーによる全ての決断によって最後に完成する製品の品質が決まる。
自身の手で醸造したワインをマーケットに出品しよう。ワインボトルの形状やラベルデザイン、勿論ワインの名称までも思いのまま。飲んだ人全員を魅了するこの美酒がプレイヤーの生産したワインとなれば、あとは価格と出荷数量さえ決まれば成功は間違いなしだ。
各種モードによってゲームを長く楽しめる。まずはストーリーモードでゲームの流れをゆっくりと学び、プレイ方法に慣れよう。その後は、チャレンジモードで自分の経営能力を試し、各チャレンジに設定された目標達成を目指してみよう。長い期間遊びたい場合は、エンドレスモードを選択することもできる。