DeNA、「Game Developers Meeting Vol.52 Online」を10月26日に開催…三宅陽一郎氏が「ストラテジーゲームの人工知能」と題して講演
ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、ゲーム開発者を対象にしたオンラインセミナー「Game Developers Meeting Vol.52 Online」を10月26日19時より開催する。現在参加希望者の募集を行っている。無料で参加できる。
今回のGDMでは、スクウェア・エニックス テクノロジー推進部 リードAIリサーチャーの三宅 陽一郎氏を招き、「ストラテジーゲームの人工知能 〜 時間と空間を支配する 〜」というテーマで講演を行う。
【アジェンダ】
ストラテジーゲームの人工知能の歴史と一般的な理論を解説します。ストラテジーゲームは80年代から現在に至るまで、それぞれのタイトルごとに固有の技術が積み重ねられてきました。今回は、このストラテジーゲームの人工知能技術の分類と解説を行い、さらに、どのような研究テーマが残されているかを紹介します。また近年のディープラーニング技術とストラテジーゲームの関連についてもお話いたします。開発者にとっても、研究者にとっても役立つ講演にしたいと思います。よろしくお願いいたします。
【参考文献】
三宅陽一郎『戦略ゲームAI 解体新書 ストラテジー&シミュレーションゲームから学ぶ最先端アルゴリズム』(翔泳社)
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798154411
【登壇者】
三宅 陽一郎 | 株式会社スクウェア・エニックス
テクノロジー推進部 リードAIリサーチャー
ゲームAI研究者・開発者。京都大学で数学を専攻、大阪大学(物理学修士)、東京大学工学系研究科博士課程(単位取得満期退学)。博士(工学、東京大学)。2004年よりデジタルゲームにおける人工知能の開発・研究に従事。立教大学大学院人工知能科学研究科特任教授、九州大学客員教授、東京大学客員研究員。国際ゲーム開発者協会日本ゲームAI専門部会設立(チェア)、日本デジタルゲーム学会理事、芸術科学会理事、人工知能学会理事・シニア編集委員、情報処理学会ゲーム情報学研究会運営委員。『大規模デジタルゲームにおける人工知能の一般的体系と実装 -FINAL FANTASY XVの実例を基に-』にて2020年度人工知能学会論文賞を受賞。2020年6月よりスクウェア・エニックス・AI&アーツ・アルケミーCTOを兼務。
著書に『戦略ゲームAI解体新書』(翔泳社)『人工知能のための哲学塾』『人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇』(ゲンロン人文的大賞2018受賞)(ビー・エヌ・エヌ新社)、『人工知能の作り方』『ゲームAI技術入門』(技術評論社)、『人工知能が「生命」になるとき』(PLANETS/第二次惑星開発委員会)、『なぜ人工知能は人と会話ができるのか』(マイナビ出版)、『<人工知能>と<人工知性>』(iCardbook)。共著に『人工知能のための哲学塾 未来社会篇』(ビー・エヌ・エヌ新社)、『絵でわかる人工知能』(SBクリエイティブ)、『高校生のための ゲームで考える人工知能』(筑摩書房)、『ゲーム情報学概論』(CEDEC AWARDS 2018 著述賞受賞)(コロナ社)、『FINAL FANTASY XVの人工知能』(ボーンデジタル社)、『キャラクタアニメーションの数理とシステム』(コロナ社)。監修に『最強囲碁AI アルファ碁 解体新書』(翔泳社)、『マンガでわかる人工知能』(池田書店)、『C++のためのAPIデザイン』(SBクリエイティブ)などがある。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)