【ゲーム株概況(10/28)】メタバース関連として注目集めたシリコンスタジオがS高 国内証券が目標株価引き上げの東映アニメも買われる
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10月28日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比278.15円安の2万8820.09円で取引を終えた。主要企業の7~9月期決算発表がスタートし、その内容を選別した売り物が広がった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ガーラ<4777>が大幅続伸したほか、シリコンスタジオ<3907>がストップ高まで買われた。シリコンスタジオは、本日(10月28日)発表した産業分野における「CG・ゲームエンジン活用」に関する実態調査において、メタバースについて触れていたことから、メタバース関連としてあらためて市場の物色を集める格好となったようだ。
また、KADOKAWA<9468>や東映アニメ<4816>も高い。東映アニメは、東海東京証券が投資判断「アウトパフォーム」を継続し、目標株価を1万9000円から2万1170円に引き上げたことが株価の評価材料となったもよう。
半面、フェイス<4295>が下げ幅を拡大して5日続落となり、アクセルマーク<3624>やgumi<3903>、ドリコム<3793>などが売られた。
大手ゲーム株ではコナミHD<9766>やスクウェア・エニックスHD<9684>がさえない。
会社情報
- 会社名
- 東映アニメーション株式会社
- 設立
- 1948年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高671億1700万円、営業利益177億7200万円、経常利益203億円、最終利益145億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4816
会社情報
- 会社名
- シリコンスタジオ株式会社
- 設立
- 2000年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 梶谷 眞一郎
- 決算期
- 11月
- 直近業績
- 売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3907