【ゲームエンタメ株概況(11/22)】暗号資産関連物色でgumiやクシムが買われる 新株予約権による希薄化懸念でオルトプラスは大幅反落 東映は続落

11月22日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反発し、前日比257.68円高の3万8283.85円で取引を終えた。前日の米国市場高を受けて朝方から買いが先行し、上げ幅は一時400円に迫る場面があった。

そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業94銘柄のうち、上昇は43銘柄(46%)、下落は45銘柄(48%)、変わらずは6銘柄(6%)で、下落した銘柄の方がわずかに多かった。

中で、米トランプ次期大統領の政策への期待から暗号資産関連が物色対象となり、gumi<3903>やクシム<2345>などが買われた。

また、前日は利益確定の売り物に押されたKADOKAWA<9468>が反発し、IGポート<3791>やテンダ<4198>なども買われた。

家庭用大手ゲーム株ではコナミグループ<9766>が反発した。

半面、前日11月21日に第9回新株予約権と第10回新株予約権を発行して約10億円を調達することを発表し、新株予約権の行使による株式の希薄化への懸念が市場から意識されたオルトプラス<3672>は4日ぶりに大幅反落した。

岩井コスモ証券が、目標株価は5000円から6500円に引き上げたものの、投資判断を「A」から「B+」に格下げした東映<9605>は続落した。

ほか、enish<3667>やセルシス<3663>などが売られた。

株式会社オルトプラス
http://www.altplus.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社オルトプラス
設立
2010年5月
代表者
代表取締役CEO 石井 武
決算期
9月
直近業績
売上高43億8700万円、営業損益5億5600万円の赤字、経常損益5億2200万円の赤字、最終損益4億2000万円の赤字(2023年9月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3672
企業データを見る
東映株式会社
https://www.toei.co.jp/

会社情報

会社名
東映株式会社
設立
1949年10月
代表者
代表取締役会長 多田 憲之/代表取締役社長 吉村 文雄
決算期
3月
上場区分
東証プライム
証券コード
9605
企業データを見る