JPYCは、日本発のパブリックブロックチェーンであるShiden Networkに2021年11月に対応したことを明らかにした。
これにより、JPYCをKusamaエコシステム上で発行・流通させることができるようになり、決済手段として更なる利便性の向上が見込める。
■JPYCのShiden Network対応の背景
JPYCは現在、EthereumとPolygonを中心に流通しているものの、より決済手段としての利便性を高めていくためには対応ネットワークの更なる拡張が必要不可欠。Shiden Networkに対応することで。今回JPYCをKusamaエコシステム上で発行・流通できる。
■Shiden Network上のJPYCの販売について
JPYC公式のJPYC Apps内、JPYC販売所にて販売する。送金先ネットワークで、「Shiden Network」を選択することで購入できる。
JPYC Apps :https://app.jpyc.jp/
■Shiden Networkについて
Shiden Networkは日本発のパブリックブロックチェーンであるAstar Network(旧Plasm)とほぼ同じコードベースを使用して構築されており、Polkadot Networkの10分の1規模の実験的なネットワークであるKusama Networkに接続することを目的に作られたブロックチェーン。
Polkadot/Kusamaにはスマートコントラクトの機能が搭載されておらず、異なるブロックチェーン同士を接続することに焦点をおいている。
そのため、Astar NetworkやShiden Networkのような、Polkadot/Kusamaに接続し、スマートコントラクトをサポートするプロジェクトには大きなニーズと可能性がある。Shiden NetworkはAstar Networkと同様の機能を持ち、Kusama Networkにおいて、EthereumやWebAssemblyベースのスマートコントラクトをサポートした分散アプリケーションのハブとなることを目指している。
ウェブページ:https://shiden.astar.network/
会社情報
- 会社名
- JPYC株式会社
- 設立
- 2019年11月
- 代表者
- 代表取締役 岡部 典孝