TECHFUNDとWeb3特化のソフトウェアテスト・品質保証サービス「ダイジョウブ」を運営するDAIJOBUは、パートナーシップを締結した。
今回のパートナーシップにより、同社とDAIJOBUは、Web3プロジェクト向けに一貫したQAテスト(*1)とセキュリティ監査を提供する。統合したサービスにより、コストを削減し、期間を短縮、トータルソリューションでプロジェクトの成功を支援する。
特に、テストカバレッジが低く、監査コストが高騰するリスクのあるプロジェクトに対して、開発初期から「ダイジョウブ」のソフトウェアテスト・品質保証サービスを導入することで、効率的に品質保証を行い、トータルコストの抑制を図る。
また、同社の自動セキュリティ監査ツール「Hi AUDIT」などを活用し、DevSecOps(*2)の概念を取り入れた監査を実施することで、開発やテスト段階からセキュリティを強化し、リリースまでのセキュリティ監査期間を最小限に抑える。
これらの取り組みによって、Web3プロジェクトの信頼性と安全性を一気通貫で支援することを目指す。
さらに同社とDAIJOBUは、豊富なエンタープライズの監査実績を持つ企業として、Web3プロジェクトだけでなく、エンタープライズレベルで求められる高品質な監査にも十分に対応できる体制を整えている。
同社は過去にSBI VC Trade、セプテーニ、DMM Crypto、enishといった企業のセキュリティ監査をサポートした実績を保有しており、DAIJOBUは過去にNTTDigital、x2y2、HashPort、SNPIT、Yayといった企業のQA実績を保有している。
豊富な経験に基づき、企業規模やプロジェクトの特性に関わらず、信頼性と安全性を一貫して支援していく。
今後も両社は、スタートアップからエンタープライズまで、あらゆる規模のWeb3プロジェクトの成功を支えるため、連携を強化していく。
※1: QAはQuality Assuranceの略語で、QAテストはソフトウェア製品の欠陥、エラー、バグを特定し、意図したとおりに動作することを確認するために実施される。
※2: DevSecOpsは、従来の「DevOps(開発と運用の連携による効率化)」に「Sec(セキュリティ)」を統合した開発手法。システム開発の全工程において、適切なセキュリティ対策を組み込むことで、開発スピードを維持しながら脆弱性リスクを低減する。
