GMOグローバルサインHD、全世界のゲーマー30万人にユーザーテストが依頼できる「Game Tester」の取扱開始

GMO グローバルサイン・ホールディングス<3788>は、南アフリカのスタートアップである Game Tester Operationsとの間で同社が開発・運営するゲーム市場調査プラットフォーム「Game Tester」の日本での独占販売契約を締結し、日本公式サイトを公開のうえ提供を開始した。

「Game Tester」は、テスター人数・プレイ時間を指定し、アンケート設問を設定するだけで世界180ヵ国に実在する30万人ものゲーマーに対して、ゲームのユーザーテストをおこなえる。2020年のリリース後、海外では導入件数が急増しており、そのテスト実施件数は7万7010件、2021年の現時点で22万0924件となっている。

現時点では英語版のみの販売のためテスト作成・テスト結果の翻訳・技術面の問い合わせについては、ユーザーの要望に応じて GMO グローバルサイン・ HD がサポートを提供している。なお、GMO グローバルサイン・ HD は Game Tester 社の日本オフィシャルパートナーとして日本国内での取次を行う。Game Tester を利用する場合には、ユーザー企業と Game Tester 社との契約となる。

特長1. 柔軟なテスト設計
ユーザーのニーズに合わせて好みのテスター人数・プレイ時間・アンケート設問数を指定して、柔軟にテストを作成できる。ユーザーテストを必要な分だけアウトソーシングする、という従来のテスト手法では難しかった利用⽅法を実現する。

特長2. ⾶躍的なコスト削減と納期短縮
従来のユーザーテスト手法にくらべて非常に低コストかつ短納期。テスト内容によって異なるが、テストの全結果データは最短2~3日でお届けする。また初回アカウント登録時には100ドル分の無料クレジットが付与され、初回テスト時からすぐに利用できる。

特長3.プレイ分析も実現
Game Tester 独自の機能であるデータポイントを利用すれば、プレイのトラッキングができる。特定のプレイをした(チュートリアルをスキップした、特定アイテムをゲットできた等)テスターについて、どのような属性なのか分析を実施できる。Game Tester ではテスターの主観的なアンケート回答だけでなく、客観的なプレイ分析との組み合わせによって高精度なテストを実施でき、結果的に最適な市場をすばやく的確に把握することができる。

特長4.フィルタリングできるテスト結果データ
テスト結果はプラットフォーム内でデータとして提供される。各グラフ要素をクリックすることで、簡単に地域・国ごとの満⾜度や購買意欲の⽐較をおこなえる。
例えば下図の例ではタイトルを高評価し、かつタイトルの購買意欲が高いテスターを絞りこむことができ、絞り込まれたテスターがどのような属性(国、性別、年齢、モバイル/PC/コンソール等の利用システム、ゲームジャンル嗜好等)なのか把握することができる。

特長5.マルチプレイヤーや大規模テストに対応
複数国での⼀⻫テストが可能なため、マルチプレイヤーゲームのテストを実施できる。なお国ごとのテスター人件費の差はない。さらに、コロナ禍において従来のテスト手法では困難な大規模テストにも対応している。Game Tester ではテスターは自身のデバイスを使用して任意の場所でテストに参加するため、大規模テストを安全に実施できる。

【利用料金】
基本の料金体系は「テスター単価」×「テスター数」で決定される。すべてのテストに標準で30分間のテスト時間・5個のアンケート設問・100個のデータポイントが装備されており、さらにテスト時間・設問・データポイントを追加した場合にはテスターの単価が上がり、追加料金が発生する。

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