『ポケモンGO』のNiantic、AR開発者向けプラットフォーム「Lightship」を展開 集英社はアプリを2022年以降にリリース予定



Nianticは、11月8日、AR開発者向けプラットフォーム「Lightship」をグローバルに展開すると発表した。

パートナーブランドには集英社の名前も見られ、

「日本の集英社が発行する漫画は、100年近くにわたってファンを楽しませてきました。集英社の作品は数多くのアニメーションやテレビシリーズに影響を与えています。そして、モバイルデバイスとARを使って、『ワンピース』をはじめとする漫画のキャラクターたちを現実世界に取り込むことが可能になりました。開発スタジオのT&Sが、集英社のクリエイティブな漫画の世界をARで実現してくれることをとても楽しみにしています。集英社からのアプリは2022年以降にリリースされる予定です。」とコメントしている。

なお今回公開になった内容のは以下の通り。

・世界初のスケーラブルなARプラットフォームを開発したNianticがLightshipをリリース、『Pokémon GO』などのタイトルを支える技術を公開

・Niantic Lightship AR Developer Kit ツールの第1弾が Lightship.devから利用可能に

・Niantic Venturesは未来のARを担う企業を対象に2,000万ドルを投資

・パートナーブランド:LIFULL(ライフル)、集英社、ソフトバンク、PGA of America、Historic Royal Palaces、Science Museum Group、JR (アーティスト)、Superblue(アーティスト)、TRIPP、Universal Pictures、Warner Music Group

・開発スタジオパートナー:T&S、Curiosity、Designium、Heavy.io、Preloaded、Nexus Studios、Trigger Global


今回、Niantic Lightship Platformの拡張現実(AR)ツール第一弾をお届けする。Niantic Lightship ARDK(開発者キット)を利用することで、世界中の開発者の皆さんが持つARの世界観、そしてリアルワールド メタバースのビジョンを実現できるようになる。

Lightship Platform
Lightship Platformは、『Ingress』、『Pokémon GO』、『Pikmin Bloom』などのタイトルを開発・運営してきた長年の経験をもとに構築された、Niantic のゲームの基盤となるもの。

Lightship Platform の一部であるARDKは、クロスプラットフォームのソフトウェア開発キットで、世界中の何十億ものAndroidおよびiOSデバイス上でシームレスに動作する。これは Mapping (リアルタイムでの現実世界の再現)、Understanding (環境の理解)、Sharing (体験の共有)という3つの核となるAR機能を処理するツールや技術をまとめたもので、開発者の方々はこのARDKツールの一部、またはすべてをシームレスに活用し、ユニークなAR体験を構築できる。今後、開発者に向け、さらに多くのLightship Platformの機能を提供予定。

さらなる詳細は下記のリンク先から確認できる。

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