サイバーエージェント<4751>は、本日(8月29日)、スマートフォン向けソーシャルメッセージングアプリ「カカオトーク」の開発・運営を行うKakao Corporationに出資した、と発表した。出資金額や出資比率などについては明らかにされていない。
Kakaoは、2010年3月より、スマートフォン向けソーシャルメッセージングアプリ「カカオトーク」を提供しており、韓国、日本、米国でわずか17ヵ月で利用者2200万人を超えるユーザーを獲得した。スマートフォンの普及率が2011年中に5割に達すると予測されている韓国で、ほぼ全てのスマートフォンユーザーが「カカオトーク」を利用しているという。
さらに、KakaoのCEOは、韓国最大のインターネット企業NHN Corporationの創業者・前社長であるBrian Kim氏であり、今後、急速に拡大するスマートフォンアプリ市場の中でも非常に高いポテンシャルを有していると考えたとのこと。
サイバーエージェントグループでは、これまで培ってきた日本・アジア・米国での事業基盤やビジネスネットワークから、Kakaoに付加価値を提供できる、としている。
なお、カカオトークは、この日、マベリックキャピタル、韓国投資パートナーズ、DCM、サイバーエージェント、WeMadeエンターテインメントの5者から総額14億5000万円の資金調達を行った、と発表している。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高8029億9600万円、営業利益418億4300万円、経常利益414億7500万円、最終利益162億4600万円(2024年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751