マイクロソフトは、11月16日、Xbox 20 周年を記念して、70 以上の新たな後方互換タイトルが登場すると発表した。
概要:
・Xbox の 20 周年という節目を記念して、Xbox One と Xbox Series X|S の後方互換ライブラリに、70 以上の Xbox 360 および初代 Xbox タイトルを本日追加した。
・追加されたタイトルは Xbox Series X|S の次世代の性能によって、以下の恩恵を受けることができる:
・全タイトルが Auto HDR に対応
・多くのタイトルが向上した画面解像度でプレイ可能に
・また、本日追加されたものの中から 11 タイトル、そして既存のライブラリに存在している 26 タイトルに、FPS ブースト機能が追加された。
・本日より Xbox Cloud Gaming (ベータ) で『Fallout 76』や『Fallout 4』などのタイトルを楽しむ際にも、FPS ブースト機能が順次利用可能になる。
Xbox ではゲーム文化を称賛し、これまでのゲームの歴史を大切にすることに重きをおいている。魅力的なビジュアル、刺激的な劇伴、感情に訴えかけるストーリー、そしてインタラクティブでまるで生きているかのような世界を組み合わせることで独自の世界観に没入することができる芸術のかたちは他にない。
2015 年以来、Xbox One と Xbox Series X|S の後方互換ライブラリは、世界中のゲーマーに Xbox の 20 年にわたる歴史を織り成す何千ものタイトルを再発見し、体験することを可能にしてきた。
また、Xbox を語るうえで欠かせないのが、私たちの旅のあらゆるステージに密接に関わってきた情熱溢れるコミュニティの存在。これまでも、そしてこれからも、私たちの未来は彼らの働きかけによって形作られていくだろう。
今回、コミュニティは超大型タイトルからカルト的人気作までを含めた、後方互換ライブラリの更なる拡充を求めました。今回のタイトル追加は、コミュニティの声を私たちが確かに聞いた、という証左に他ならない。
本日、Xbox の 20 周年を記念して後方互換ライブラリに追加される 70 以上もの初代 Xbox、そして Xbox 360 タイトルの追加を皆さまにお知らせできたことは大変喜ばしく思っている。今回の追加タイトルには以下のようなファンの皆さん待望のタイトルが含まれている:
・『Max Payne』シリーズ全作、『F.E.A.R』シリーズタイトルが初めて Xbox Series X|S と Xbox One でプレイ可能になる。
・『Skate 2』を含めた『Skate』シリーズ全作が Xbox Series X|S と Xbox One でプレイ可能になる。
・コミュニティの初代 Xbox タイトルの追加を求める声を受け、今回『Dead or Alive Ultimate』、『Star Wars: Jedi Knight II』、『Star Wars: Starfighter』、そして『O・TO・GI ~御伽~』シリーズ作を含めた 20 以上もの初代 Xbox タイトルが本日より楽しめる。
以上のタイトルはすでにディスク形式、またはデジタル形式で所有している場合、すぐにプレイできる。持っていない場合でも、大多数のタイトルが本日中に Microsoft Store にてデジタル形式で販売を開始する。
後方互換タイトルをプレイするなら Xbox Series X と Series S で
後方互換プログラムが始まった同社から取り組みの核となっていたのが、コミュニティの皆さんが愛してやまないタイトルを、ただプレイできるように補完するだけではなく、最新のテクノロジを活用することでそれらのタイトルがもたらす体験を、開発者によるビジョンを守りつつも、より優れたものにしよう、という信条だった。
Xbox Series X|S はこうしたビジョンを実現する FPS ブースト、Auto HDR、高速なロード時間といった数々の革新的なテクノロジが搭載されており、過去の名作をプレイする際に体験を大幅に改善してくれる。
・本日追加された後方互換タイトルの全てが対応ディスプレイでのプレイ時に自動的に映像を HDR モードに切り替えてくれる Auto HDR に対応しており、改善されたビジュアルを楽しめる。
・初代 Xbox のタイトルは対応ディスプレイに接続された Xbox Series X|S、そして Xbox One でのプレイ時に向上した画面解像度でのプレイが可能になった:
・Xbox Series X、そして Xbox One X では画面解像度が 4 倍に
・Xbox Series S では画面解像度が 3 倍に
・Xbox One S、Xbox One では画面解像度が 2 倍に
・本日追加されたタイトルのうち、11 作に対して FPS ブースト機能が追加され、旧来の毎秒 30 フレームの描画から新たに毎秒 60 フレームでのゲームプレイが可能になった。対応タイトルには『F.E.A.R』、『F.E.A.R 2: Project Origin』、『F.E.A.R 3』、『Binary Domain』、そして『Nier』が含まれている。
・また、後方互換ライブラリに含まれていた既存の 26 ものタイトルに対しても、FPS ブースト機能が追加された。今回、FPS ブーストが実装されたタイトルには多くのファンから声が寄せられた『Gears of War』シリーズ全作、『Fallout 3』、『Fallout: New Vegas』、『Elder Scrolls IV: Oblivion』、『Dragon Age: Origins』、『Dead Space 2 & 3』、『Alan Wake』、そして『Sonic Generations』などが含まれている。
・本日より、FPS ブースト機能が Xbox Cloud Gaming (ベータ) を介してプレイでき、Xbox Series X|S に向けては既に実装済みだった『Fallout 4』、『Fallout 76』、そして『The Evil Within 2 (PsychoBreak 2)』を含めた 33 ものタイトルに追加される。
FPS ブースト機能、および Auto HDR 機能は全てのタイトルの「ゲームの管理」画面からいつでもオン/オフが設定できる。お気に入りのタイトルを体験するとき、Auto HDR 機能や FPS ブースト機能などを利用して向上した品質でタイトル楽しみたいのか、どのようにタイトルを体験したいのかを含めたあらゆる選択肢が、プレイヤーの皆さんに委ねられることになる。