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9月3日のフィーチャフォン版「GREE」ランキングは以下のとおりとなった。
■全体
「全体」ランキングは、1位は引き続きコナミ「ドラゴンコレクション」となり、2位には前週3位だった「プロ野球ドリームナイン」が入った。ドリームナインは、野球カードの大量追加を行ったことが奏功したようだ。3位には「Jリーグドリームイレブン」となった。引き続きコナミタイトルが1-3位独占である。
第4位はgumi「任侠道」だった。前週11位から7ランクアップ。前日発売された「アプリSTYLE」で限定クエストやアイテム付与が楽しめるようになったほか、イベント「花魁ヤクザ」の追加を行った。5位にハドソン「クローズ×ワースト~最強伝説~」が入っており、コナミグループに割って入る形となった。gumi社には近く取材に伺う予定。
以下、6位「バイオハザード アウトブレイクサバイヴ」、7位「ダーリンは芸能人forGREE」、8位「イケない契約結婚~究極の選択肢~」、13位から順位を上げた「ビックリマン」が9位、10位「ぼくのレストラン2」となった。また、11位にはコナミの新作「秘書コレクション」が入った。
全体ランキングのディベロッパー別分布を見ると、コナミデジタルエンタテインメントが4タイトル(ハドソンを入れると5タイトル)、gumiが3タイトル、ドリコムが3タイトル、Synphonieが2タイトルとなっている。4社で上位20タイトル中、14タイトルを占めており、新規タイトルが上位に入るケースも目立つが、全体的には寡占状態が続いている。
■男性
「男性」ランキングは、1位「ドラゴンコレクション」、2位「プロ野球ドリームナイン」、3位「Jリーグドリームイレブン」、4位「任侠道」、5位「クローズ×ワースト~最強伝説~」、6位「バイオハザード アウトブレイクサバイヴ」、7位「ビックリマン」、8位「海賊道」、9位「秘書コレクション」、10位「ソード×ソード」となった。
上位10タイトルで順位を上げたのは、4位「任侠道」、9位「秘書コレクション」、10位「ソード×ソード」だった。11位以下では、13位「しろつく」や14位「デュエルサマナー」、15位「100万人の三国志」が入ったほか、20位には、インブルーの萌え系カードバトル「戦国ポケッツ~超美麗萌えカードバトル~」が入った。
■女性
女性ランキングの上位10タイトルは、1位「ドラゴンコレクション」、2位「ダーリンは芸能人forGREE」、3位「イケない契約結婚~究極の選択肢~」、4位「コーデマニア」、5位「ぼくのレストラン2」、6位「Love & Job! オトナの事情」、7位「デリシャス★キス~理想の恋人~」、8位「プロ野球ドリームナイン」、9位「完全版!!恋愛上等イケメン学園」、10位「イケメン大奥★恋の園for GREE」となった。
順位を上げたのは、2位「ダーリンは芸能人forGREE」、3位「イケない契約結婚~究極の選択肢~」、6位「Love & Job! オトナの事情」、7位「デリシャス★キス~理想の恋人~」、8位「プロ野球ドリームナイン」、9位「完全版!!恋愛上等イケメン学園」、10位「イケメン大奥★恋の園for GREE」だった。
女性ランキングでは、恋愛ゲームが依然として一定割合を占めている。新着タイトルに占める女性向け恋愛ゲームの割合が増えてきたことや、設定や広告のうたい文句の過激なタイトルが増えている。新しい仕組みが作りづらい分野ではあるのだが、こういう方向になってくると、全体的に行き詰ってきたのだろうかと感じてしまう。
個人的には、そうしたなかで3世代「ソーアプ」に力を入れるというボルテージに注目している。ボルテージは、ソーシャルアプリを会話中心の1世代、ストーリー中心の2世代と位置づけ、2世代の改良を行うとともに、ソーシャルとドラマ性を撃ちだした3世代を2012年6月期中に提供するという。恋愛ゲームのイノベーションが待たれる。