CAグループのWinTicket、21年9月通期の決算は最終損失11億1000万円と赤字幅拡大 21年7~9月の取扱高は3.2倍の446億円と急拡大中
サイバーエージェント<4751>グループのWinTicketの2021年9月通期(第3期)の決算は、最終損失11億1000万円と赤字幅が拡大した。前の期(2020年9月期)の実績は、最終損失が6億3000万円だった。債務超過となっている。12月13日付の「官報」に掲載された決算公告で判明した。
同社は、競輪・オートレースなど公営競技をライブ視聴しながら、インターネット投票ができるサービス「WinTicket」の開発・運営を事業内容としている。
サイバーエージェントの決算発表によると、「WinTicket」は、ABEMAの周辺事業と位置づけられているそうだ。WINTICKETの取扱高は四半期ごとに拡大を続け、21年7~9月では前年同期比で3.2倍の446億円と急拡大している。先行投資が続いているようだが、収益化もそう遠くはなさそうだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751