Rayarkは、同社の10周年記念タイトル『DEEMO II』において、全世界同時事前登録イベントの開催中だ。すでに50万人を超えるプレイヤーが参加しているという。
これに加え、同社は今回20名ほどで構成される美術チームによるゲームのデザインコンセプトの元となったアイデアや開発のプロセスなども紹介している。
《DEEMO II》全世界同時事前登録イベント絶賛開催中:
https://deemo2register.deemo.com/ja/event
50を超える個性豊かなキャラクター 前作の初代DEEMOに比べ《DEEMO II》はよりストーリー性に磨きがかかっており、たくさんのNPCたちが登場する。
こういったNPCたちはその外見のデザインにも美術チームたちの創意工夫が凝らされており、それぞれの個性や職業の特徴が表現されている、
プレイヤーはゲームを進める中で様々な外見をした住民たちと出会い、互いに会話をしたり小ネタを見つけたりして楽しむことができる。
キャラクターデザインにおいても《DEEMO II》には新たな試みがなされている。ストーリーやキャラクターの個性との親和性を考慮し、美術チームはキャラクターデザインにおいても様々な取り組みを行っていて、これまでの作品のアートスタイルとは異なる雰囲気が表現されている。
例えばプレイヤーが操作する主人公のエコーは、初期案から最終案まで数えきれないほどの監修と調整を行っていて、その性格や特徴に最も合ったデザインが採用されている。
初代を彷彿とさせる特徴的なデザインコンセプト
初代のメインキャラクターDeemoは全身黒で長身細身という非常に印象的な外見をしていましたが、同シリーズ作品の『DEEMO II』では白色で透明な姿になりゲームの世界観との親和性がより高くなっている。
水をイメージした姿のDeemoは「雨」というゲーム全体を貫くコンセプトを表現していると同時に、初代Deemoの色と呼応していて、丁度ピアノの黒鍵と白鍵を表すよう考えられており、DEEMOシリーズ作品の核となる「ピアノ」を象徴するものになっているとのこと。
実際の建築の特徴も取り入れられている2Dと3Dを織り交ぜた手書き風ビジュアル
『DEEMO II』の中でプレイヤーは「中央駅」を探索しながらメインストーリーを進めて行く。
シーンデザインにおいて、美術チームは手描き風3Dデザインを用いており、これによりプレイヤーは更に臨場感や没入感を感じることができる。
『DEEMO II』のグラフィックは、手描き風の美しいラインと、立体的でリアルな質感が折り重なっているのが特徴的。
美術チームによると、ひとつのシーンだけでも原画から決定稿までに2か月近い時間を費やしたとのこと。ゲームに登場する駅のデザインは世界各地の様々な駅を元に、それらの特徴的な要素が統合されている。
英国風であったり日本風であったり、一部教会のような特徴も盛り込まれていて、どこか懐かしくそれでいて新鮮な印象をプレイヤーに与えてくれる。
きめ細かく描かれた彫刻や様々なイースターエッグ プレイヤーは演奏モードをプレイすることで駅の「修理進度」を上げ、空から徐々に雨雲を消していくことができます。こうした設定を表現するために美術チームもシーンに繊細な明暗の変化をつけていく。
製作チームによれば、《DEEMO II》にもこれまでの作品同様色々な面白いイースターエッグを仕込んでいて、ゲームをプレイしている時も現実世界の特別な祝祭日の期間もプレイヤーに新たな発見を届けることができるでしょう、とのこと。どんなサプライズがプレイヤーを待っているのか。
『DEEMO II』は全世界同時事前登録イベントを開催しており、ゲーム自体も最終製作段階に入っているとのこと。正式リリースに期待しよう。
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会社情報
- 会社名
- Rayark(レイアーク)