フォントベンダーのモリサワ、子会社のリムコーポレーションを吸収合併

フォントベンダーとして有名なモリサワは、100%子会社のリムコーポレーションを吸収合併する。12月17日付の「官報」に掲載された「合併公告」によると、モリサワがリムコーポレーションの権利義務を承継し、リムコーポレーションは解散するとのこと。

モリサワは、デジタルフォントの開発・販売などを行っているほか、組版用ソフトウェア、eBookソリューションの開発・販売、DTPシステム、CTPシステム、オンデマンド印刷機などの販売・サポートを行う。2021年2月期の決算は最終利益が10億9700万円だった。

また、リムコーポレーションは、デジタルフォントおよび表示システムの開発販売を主な事業としており、モリサワフォントを同社のフォントエンジンを用いて、組込製品の表示機器に展開している。20年9月期の決算は、最終損失が2600万円だった。