【ゲーム株概況(12/22)】新たなスマホゲームの運営契約を締結のマイネットが大幅続伸　大規模な自社株消却を発表のグリーも買われる

12月22日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比44.62円高の2万8562.21円で取引を終えた。前日の米国市場の大幅な上昇を受け、朝方は買いが先行したものの、終末は欧米がクリスマス休暇となることもあり、次第に手控えムードが強まった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、マイネット<3928>が大幅続伸した。マイネットは、前日21日に子会社のマイネットゲームスが新たにスマートフォンゲームの運営契約を締結したことを発表したことが材料視された。タイトルの詳細は現時点では非開示ではあるものの、同社の2020年12月期売上の10％に相当する大型タイトルであるとしていることが市場の関心を集めたようだ。

また、coly<4175>やワンダープラネット<4199>、アピリッツ<4175>などが買われ、前日21日に発行済み株式数25.8％に当たる自社株消却を発表したグリー<3632>も商いを集めて続伸した。

岩井コスモ証券が投資判断「A」、目標株価7300円でカバレッジを開始したKADOKAWA<9468>は続伸し、終値ベースで6000円台を回復した。

半面、NJHD<9421>が年初来安値を更新し、東映アニメ<4816>は続落した。

大手ゲーム株では任天堂<7974>とコーエーテクモHD<3635>がさえない。