セプテーニは、ポストCookie時代に向けた新計測基盤ソリューション「Precog Base(プリコグベース)」の提供を開始したことを明らかにした。
「Precog Base」は、各広告配信プラットフォームが提供する計測補完の実装方法を広告主企業の目的に合わせてプランニングし、最適な方法で計測基盤を構築、一元管理することができる計測基盤ソリューション。
「Precog Base」では現在、Google社が提供するGoogle Tag Managerを利用しウェブサイト上の行動データをクラウドサーバー環境で処理するServer-Side Tagging、フォーム入力情報をもとに計測するenhanced conversions、オフラインで発生したコンバージョンイベントを連携するOffline Conversion Import、およびMeta社が提供するConversion API等に対応実績があり、今後他プラットフォームの計測方法にも随時対応を行っていく。
クラウドサーバー環境については、セプテーニではこれまでGoogle CloudやTreasure Dataの公式パートナーとして認定されており、広告主企業が保有する環境下に構築ができる。
また、個人情報の適切な取得・管理が求められている背景を踏まえて、広告主企業におけるユーザーの同意取得・管理や、同意取得を行うためのツールであるCMP(コンセント・マネジメント・プラットフォーム)との接続までの一連の流れをサポートする。
同社では2018年6月より、機械学習を活用して、事業KPIに応じたユーザーアクションを予測するモデルを構築し、その予測スコアを各広告配信プラットフォームに連携することで、広告運用に活かすソリューション「Precog」を提供してきた。今回の「Precog Base」は「Precog」の各広告配信プラットフォームに予測スコアを連携する機能にフォーカスし、ユーザーアクションをもとに計測基盤としての機能を拡充することで開発した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社セプテーニ
- 設立
- 2006年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 清水 雄介/代表取締役 神埜 雄一