世界モバイルゲームの年間売上ランキングで『原神』が約2059億円で3位 『ウマ娘』は国内配信で約1104億円と上位に迫る



米国の調査会社Sensor Towerは、12月16日付けのレポート「Record-Breaking Eight Mobile Games Surpass $1 Billion in Global Player Spending During 2021」で、2021年にモバイルゲーム8タイトルが売上10億ドルを突破したと発表した。期間は2021年1月1日から12月14日まで。

対象の8タイトルは、テンセントの『PUBG』『Honor of Kings』が1位2位、続いてmiHoYoの『原神』が3位となった。

『PUBG』は11月分の売上を見る限り、中国ローカライズの『Game For Peace』が66%の売上を占めた。また『Honor of Kings』に関しても10月の売上は96%が中国によるもので、改めて同市場での強さが目立つ結果となった。その他『Roblox』『CoinMaster』『ポケモンGO』『キャンディ・クラッシュ・サーガ』『Garena Free Fire』といったタイトルがランクインしている。

特にテンセントの2タイトルは28億ドル(約3203億円)を突破するなど驚異的な売上を達成した。また3位の『原神』は18億ドル(約2059億円)と今年新たな旋風を巻き起こした。特に9月のバージョン2.1では前週比で売上が5倍に伸びたそうだ。12月の末の計測で20億ドルを突破するのか期待される。

なおレポートではCygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』についても触れ、その売上は日本国内向けの配信だったにも関わらず、9億6500万ドル(約1104億円)に迫る値だったという。

※この売上には3rdパーティー製のAndroidストアは含まれていない

Record-Breaking Eight Mobile Games Surpass $1 Billion in Global Player Spending During 2021
https://sensortower.com/blog/billion-dollar-mobile-games-2021