『GTA』開発を傘下に持つテイクツー、モバイル大手のZyngaを1.4兆円で買収



米テイクツー・インタラクティブは、1月10日(現地時間)、モバイルゲーム大手のZyngaの買収を発表した。買収額は127億ドル(1.4兆円)となる。





テイクツー傘下には、「Grand Theft Auto」「Red Dead Redemption」「Midnight Club」「NBA 2K」「BioShock」「Borderlands」「Civilization」「Mafia」、「Kerbal Space Program」などPCやコンシューマーのAAAクラスタイトルを多く抱えている。

Zyngaに関しては「Toon Blast」「CSR Racing」「Empires & Puzzles」「FarmVille」「Golf Rival」「Hair Challenge」など主に海外を中心に人気タイトルの開発運営を行っている。今回の買収ではZyngaをブランドとして残した上で、T2 Mobile Gamesを統合するという。

テイクツー会長兼CEOのStrauss Zelnick氏は、「今回の取引で我々の事業を多様化し、インタラクティブ・エンターテインメント業界で最も急速に成長しているモバイル分野における当リーダーシップを確立する」とコメント。

一方でZyngaのCEOであるFrank Gibeau氏は、「Zyngaのモバイルおよび次世代プラットフォームに関する専門知識と、テイクツーの能力や知的財産を組み合わせることで、大きく成長し、ゲームを通じて世界をつなぐというミッションをさらに進めることができる」と語っている。




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