CRI、Switch版「ABEMA」アプリにネットワーク動画再生技術「CRI VOD Player」が採用
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CRI・ミドルウェア<3698>は、本日(1月13日)、AbemaTVが提供するNintendo Switch版「ABEMA」アプリに、ネットワーク動画再生技術「CRI VOD Player」が採用されたことを発表した。
週間の視聴者数が1500万前後を推移する新しい未来のテレビ「ABEMA」への対応で、コロナ禍の長期化により引き続き需要が高まっている映像配信アプリをより多くのユーザーに届け、同社の企業理念でもある「音と映像で社会を豊かに」を実現していく。
■最新情報を動画で視聴するための映像配信アプリやゲームアプリに最適な技術
「CRI VOD Player」は、サーバー上にある動画データをサーバーからストリーム再生するネットワーク動画再生ミドルウェア。動画を使用したアプリが動画の変更・更新をする場合、通常はストア内のアプリを更新し、ユーザー側でアプリの追加データダウンロードやアップデートが必要になる。ユーザー側の対応の必要なく、配信サーバー内にある動画をダウンロードせず直接ストリーム再生を行うため、頻繁に更新する動画や、期間限定公開の動画などに向いており、映像配信サービスの開発やゲーム内で映像配信を行う仕組みを構築する際に活用できる。
■ゲーム機を含むマルチプラットフォームに対応
既存の映像配信サービスをゲーム機向けに新規展開したい場合、ゲーム機は独自のOSを搭載しているため、通常はPCやスマートフォン、ブラウザ向けに開発した再生システムをそのまま利用することができない。しかし、「CRI VOD Player」を利用することで、配信サーバーをPCなどと共通利用するゲーム機用再生アプリケーション開発が行える。プリミティブな再生機能を提供することで、アプリケーション側は自由度の高いUIデザイン、映像配信システムに合わせたカスタマイズなど、継続的なシステム改善が可能だ。また、今後スタンダードになるであろう空間音響5.1chや7.1.4chなどにも将来的に対応予定。ユーザビリティの高い、より快適な視聴環境を提供する映像配信プラットフォームとして、長期的なアプリ運用に貢献する。
会社情報
- 会社名
- 株式会社CRI・ミドルウェア
- 設立
- 2001年8月
- 代表者
- 代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3698
会社情報
- 会社名
- 株式会社AbemaTV
- 設立
- 2015年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 藤田 晋