【ゲーム株概況(1/14)】新作『メメントモリ』の海外向けの事前登録を開始のBOIが逆行高 3Q決算への期待でエディアがしっかり
-
1月14日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比364.85円安の2万8124.28円で取引を終えた。米国市場でハイテク株が売られたことに加え、為替が1ドル=113円台まで円高に振れたこともあり、ハイテク株や輸出関連株を中心に売り物が広がった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>が逆行高した。BOIは、開発中の新作RPG『メメントモリ』について、海外向けの事前登録の受付を開始したと発表したことが市場の関心を集めたようだ。
また、エディア<3935>やコムシード<3739>、モブキャストHD<3364>がしっかり。エディアは、この日の大引け後に第3四半期決算の発表を予定していたが、第2四半期までの実績から好決算発表への期待が株価の下支えとなったもよう。
半面、ワンダープラネット<4199>が続落し、スクウェア・エニックスHD<9684>やバンダイナムコHD<7832>など大手ゲーム株の一角も売られた。
周辺株では、第3四半期決算を発表したメディアドゥ<3678>が、足元9~11月の収益が鈍化したとの見方から商いを伴って大幅続落した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンク・オブ・イノベーション(BOI)
- 設立
- 2006年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 樋口 智裕
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高213億3300万円、営業利益49億円、経常利益49億2000万円、最終利益32億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4393
会社情報
- 会社名
- 株式会社エディア
- 設立
- 1999年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 賀島 義成
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高32億7700万円、営業利益1億6100万円、経常利益1億5800万円、最終利益1億5000万円(2024年2月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3935
会社情報
- 会社名
- 株式会社メディアドゥ
- 設立
- 1996年4月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 藤田 恭嗣
- 決算期
- 2月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3678