1月19日の東京株式市場では、アピリッツ<4174>がストップ高買い気配となっている。気配値は、前日比100円高の707円となっている。業績予想の上方修正と配当実施が手がかり材料となっており、朝方から買い注文が殺到しているようだ。
同社は、2022年1月通期の単独業績予想を上方修正し、営業利益を8600万円から2億4300万円、最終利益を2500万円から1億3300万円に引き上げた。売上高については従来予想の据え置き。
『けものフレンズ3』移管などの一時的な外注費増加が利益を圧迫すると想定していたが、人員配置の適正化や外注費の抑制などで原価が大きく低減する見通し。広告宣伝費や採用費用も予想を下回る。
また、1株あたりの期末配当予想について5円にすることも発表した。中間配当は行っておらず、年間配当も5円となる。これまでは未定としていた。前の期(2021年1月期)の実績は無配だった。
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会社情報
- 会社名
- 株式会社アピリッツ
- 設立
- 2000年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員CEO 和田 順児
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高84億2700万円、営業利益5億9900万円、経常利益5億9600万円、最終利益3億8600万円(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4174