LINE Payは、2月3日、LINEの暗号資産事業およびブロックチェーン関連事業を展開するLVCと、その傘下であるLINE TECH PLUSの三社は、3月16日~12月26日*1の間、LINE Pay上で、LINE独自の暗号資産「LINK」でのお支払いが可能になる「LINK支払い」の提供を試験的に開始すると発表した。
本サービスの提供開始にあたり、まずは一部のLINE Payオンライン加盟店*2でのお支払いから対応し、今後は、新しい決済手段として、暗号資産「LINK」をご利用いただけるオンライン加盟店を広げていく。
*1 期間に関しては、早期終了や延長する場合がある。また、試験的な提供の後、同種の企画を本実施する可能性がある。
*2 一部LINK支払いが利用できない加盟店がある。
「LINK」は、LINEがLTPを通じて、独自開発したプライベートブロックチェーン「LINE Blockchain」を用いて発行する暗号資産で、サービス成長に貢献したユーザーに向けたインセンティブとして還元する目的で誕生した。
これまでLINE PayとLVCおよびLTPの三社は、2020年8月の暗号資産取引サービス「LINE BITMAX」における「LINK」取り扱い開始以降、「LINK」を活用したキャッシュレス化推進を目標に掲げ、「LINK」を活用したLINE Payの特典クーポンや各種キャンペーン、調査分析等の取り組みを行ってきた。
本サービスの提供開始により、対象となるLINE Payのオンライン加盟店でのお支払いにおいて、ユーザーが「LINE BITMAX」上に保有する「LINK」での支払いが2022年3月16日より可能になる。
ユーザーは、LINEポイントのご利用と同様に、「LINK」でのお支払いを選択できるようになるので、LINE Payご利用時の利便性が向上する。また、サービスの提供開始に伴い、「LINK支払い」に対して10%(還元上限5,000円相当/月)の「LINKリワード」還元特典を開始する。
今回の試験的な「LINK支払い」の提供によって得られた知見を更なるサービス品質の向上に活かし、今後の標準サービスとしての提供を検討していく。
「LINE BITMAX」は、月間9,000万人以上が利用する「LINE」上から手軽で簡単に利用できる暗号資産取引サービスとして、暗号資産取引が未経験の方や初心者の方を中心に、多くのユーザーが利用している。
従来から、「LINE BITMAX」では「LINK」を含む暗号資産を売却後に所定の手数料*3を支払うことで、LINE Payの残高や銀行口座に出金し、決済に利用することが可能。この度、LINE Payの利用時に「LINK支払い」を直接選択できるようになり、手数料がかからず、かつスムーズな導線で「LINK」による決済が可能となる。
これにより、新たな決済手段としての価値をユーザーに提供し、汎用性を高めるとともに利便性の向上を目指す、としている。
*3 出金手数料:LINE Pay残高 110円(税込)/回、銀行口座 400円(税込)/回
会社情報
- 会社名
- LINE株式会社
- 設立
- 2019年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 出澤 剛/代表取締役 慎 ジュンホ