【ゲーム株概況(2/10)】XR/メタバース領域への取り組みに関心のコロプラが買われる 業績予想増額を発表のセガサミーHDは往って来いに KLabは反落
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2月10日の東京株式市場では、日経平均は3日続伸し、前日比116.21円高の2万7696.08円で取引を終えた。前日の米国市場のハイテク株高を受けて、朝方から主力ハイテク株などに買いが先行した。ただ、国内市場は3連休前ということもあり、買い一巡後は上げ幅を縮小した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、コロプラ<3668>やDeNA<2432>、サイバーエージェント<4751>など主力株の一角が買われた。コロプラは、前日9日に発表した第1四半期決算は2ケタ超の減収減益となったものの、市場では織り込み済みとの見方が強く、XR/メタバース領域での取り組みを加速するとしていることへの期待などが評価材料になったようだ。
また、KADOKAWA<9468>が続伸し、NJHD<9421>やカヤック<3904>、モブキャストHD<3664>なども買われた。
半面、セガサミーHD<6460>は、前場引け後に第3四半期決算と同時に通期予想の上方修正を発表し、一時2100円まで買われる場面があったものの、往って来いの動きとなった。
また、前日発表した2021年12月期決算で最終損失34億円を計上したKLab<3656>は反落したものの、これでアク抜けになるとの見方もあり、売り一巡後は底堅さを見せた。
ほか、エディア<3935>やワンダープラネット<4199>などがさえない。
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656
会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460