【ゲーム株概況(2/15)】自社株買い発表のガンホーが大幅反発 ハイカジとアキバスタジオの貢献で最高売上更新のカヤックはS高 壽屋はS安に
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2月15日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比214.40円安の2万6865.19円で取引を終えた。引き続きウクライナ情勢の緊迫化が市場に影を落とした。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ガンホー<3765>が大幅反発した。ガンホーは、前日14日に発行済株式総数の4.07%に当たる260万株、50億円を上限とした自社株買いを実施すると発表したことが市場の評価材料となっている。
また、カヤック<3904>がストップ高した。カヤックは、同じく14日に発表した2021年12月期の決算がハイパーカジュアルゲームとカヤックアキバスタジオの貢献で過去最高の売上高を更新したことに加え、今期も2ケタ超の増収増益を見込んでいることが評価されているもよう。
ほか、アピリッツ<4174>やバンク・オブ・イノベーション<4393>などが買われ、大手ゲーム株ではカプコン<9697>が3日ぶりに反発した。
半面、14日の決算発表銘柄では壽屋(コトブキヤ)<7809>がストップ安したほか、フリュー<6238>やブシロード<7803>、Aimng<3911>などの下げがきつい。
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765
会社情報
- 会社名
- 株式会社カヤック
- 設立
- 2005年1月
- 代表者
- 代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3904