Blackは、3月14日、NFTを介した認証付きWebサイトを手軽に作れるプラットフォーム「NFT Gateway(エヌエフティーゲートウェイ)」のリリースを発表した。
「NFT Gateway」では、特定のNFTを所持しているユーザーだけがアクセスできるよう設定し、限定公開コンテンツを簡単に作成できる。NFTはデジタルコンテンツに所有の概念を導入することには成功しましたが、NFTの中身自体はオープンであるため購入した人にだけ特別なコンテンツを提供することは出来ていない状態が一般的だった。
■NFT Gatewayのサービス内容
「NFT Gateway」では特定のNFTを所持しているユーザーだけがアクセス可能なWebサイトを作れる。例えばGoogle Docsで作成した資料、自分のサーバーに置いたPDFや動画ファイル、Discordの招待リンクなどを限定公開したいURLとして設定すると、NFTを所持しているユーザーだけのコンテンツやコミュニティーを簡単に作成出来る。
ブロックチェーンネットワークは、世界最大のNFTマーケットプレイス・OpenSeaが採用している、EthereumとPolygonに対応している。Gateway作成時に自由に設定出来るGateway IDがURLとなり、NFTにぴったりのURLを設定することが可能。
・料金プラン
「NFT Gateway」は基本無料で使用することが可能。
追加機能として、「プレミアムプロキシ」と「カスタムドメイン」(後日公開予定)の機能がある。各機能は1度きりの購入で永年使用可能な買い切り型で、1機能あたり¥5,000で購入可能。「プレミアムプロキシ」機能は、無料で利用可能な「ベーシックプロキシ」と比較して、独自実装のリバースプロキシを使用して限定公開したいサイトのURLを隠し、サイト解析に対しても耐性を持たせられる。
「カスタムドメイン」機能は、作成したGatewayにユーザーが持っている好みのドメインを割り当てることを可能にし、NFTプロジェクトのブランディングを統一することが出来る。