サン電子<6736>は、この日(3月15日)、2022年3月通期の連結業績見通しを開示し、売上高375億円～380億円(前期比40.6%増～42.5%増)、営業利益14億円～15億円(同103.7%増～118.0%増)、経常利益75億円～80億円(同751.3%増～808.0%増)、最終利益23億円～24億円(同4793.6%増～5006.0%増)とした。
・売上高375億円～380億円(同40.6%増～42.5%増)
・営業利益:14億円～15億円(同103.7%増～118.3%増)
・経常利益:75億円～80億円(同751.3%増～808.0%増)
・最終利益:23億円～24億円(同4793.6%増～5006.3%増)
・EPS:92.00円～98.00円(前期実績は2.08円)
同社の連結子会社である Cellebrite社が、2021年8月30日において米国ナスダック市場に上場する際に締結した合併契約に伴って計上したデリバティブ負債に関して、Cellebirte 社の株価変動による公正価値の変動によりデリバティブ評価益を営業外収益として計上することとなったため、としている。
この負債は、Cellebrite 社の株価変動等による公正価値の変動により、同社グループの業績及び財政状態に影響を与えるため、翌期以降の Cellebirte 社の株価の値動きによっては、同社が負債の公正価値の上昇に伴うデリバティブ評価損を営業外費用として計上する可能性があるという。
なお、Cellebrite 社を含む海外子会社の決算日は2021年12月31日。連結決算の業績予想にあたっては、同決算日現在の財務諸表を使用しているが、当該決算日と連結決算日が異なることから生する連結会社間取引に係る会計記録の重要な不一致については、連結上必要な調整を行っているとのこと。
