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フィールズ<2767>は、3月22日、会社分割方式による持株会社体制への移行について検討を開始することを発表した。
持株会社名は「円谷フィールズホールディングス株式会社」に変更し、引き続き上場を維持する予定で、6月に開催予定の定時株主総会での承認が得られることを条件に10月に実施する。
今後IPの価値が一層高まる事業環境の訪れが想定される中、同社が担う遊技機事業を会社分割により持株会社の子会社とし、「IP×デジタル」ビジネス企業群と並列の組織体制に移行する。持株会社は、主に以下の役割を担っていく。
⑴ 戦略的な投資、事業提携
グローバルに通用するIPの創造・育成や、デジタルビジネスなどへの事業投資を戦略的に進めていく。また相乗効果を望める企業などとの、事業提携や資本提携の推進を、持株会社が担っていく。⑵ グループ企業価値の最大化
持株会社では、積極的かつ革新的な経営戦略を立案・推進し、その戦略のもと各事業会社を支援しグループシナジーの創出・拡大を促す。これらを通じてグループ企業価値の最大化を図っていく。▼今後のスケジュール
2022年5月(予定) 持株会社体制移行に関する取締役会
2022年6月(予定) 持株会社体制移行に関する定時株主総会
2022年10月(予定) 持株会社体制への移行▼持株会社移行後のグループ体制図(イメージ図)
会社情報
- 会社名
- 円谷フィールズホールディングス株式会社
- 設立
- 1988年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 グループ最高経営責任者 山本 英俊
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1419億2300万円、営業利益118億2700万円、経常利益129億4700万円、最終利益115億5100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2767