KLab、Web3関連事業の子会社設立 遊んで稼げるゲームの開発、NFTの発行と販売、代表取締役には真田哲弥氏が就任



KLab<3656>は、Web3関連事業を管轄する子会社「株式会社BLOCKSMITH&Co. 」を設立し、ブロックチェーン関連事業に参入すると発表した。代表取締役社長にはKLabの取締役会長ファウンダーである真田哲弥が就任する。

■事業内容
・GameFiの開発、提供、運営
(GameFiとは、「Game+Finance をブロックチェーンとトークンエコノミーによって実現しようとする新しいゲームカテゴリー」、簡単に言うと「遊んで稼げるゲーム」。)

・NFTの発行と販売
広義のメタバース及びGameFi提供プラットフォームの開発と提供、そこにおける、広告配信やECなど

・Web3関連事業


■BLOCKSMITHの特徴
独自のビジネスモデル
多くのPlay to Earn ゲームには下記の課題がある
BLOCKSMITHは、これらの課題を解決する新しい独自のGameFiモデルの創出に挑戦する。

課題
ユーザーが参加するためにはブロックチェーンのリテラシーが必要で、初心者が参加することが難しい。

NFTやトークンのエコノミクスは値上がり前提で設計されており、ユーザー数や需要の減退時期にエコノミクスの維持が困難。

バランスがゲーム本来のPlay to FunよりもPlay to Earnに偏りがち。

人気IPの活用
NFTゲームではまだ人気IPを活用したゲームはほとんど存在しない。KLabが今まで培ってきたIP獲得力を活かし、人気IPを活用したNFTゲームを提供していく。

グローバル対象のサービス展開
同社から欧米、アジアを中心としたグローバル対象のサービスを提供していく。

既存の法制度・会計制度に適合するスキーム
ブロックチェーン技術を活用することにより、既存の法制度や会計制度が想定していなかった新しいサービスや事業が次々と生まれている。

GameFiもその一つで、既存のゲームには日本及び諸外国の既存制度上の様々な問題が存在する。そのために、広告宣伝活動ができないことも、本格的な普及を妨げている。

BLOCKSMITHは、日米の会計制度・法制度に適合と主張するに足る全く新しい独自のスキーム、仕組み、システムなどを考案しており、その一部はビジネスモデル特許も出願している。


■スケジュール
KLab社内プロジェクトとして、昨年より2つのプロジェクトが進行中。BLOCKSMITHの設立に伴い、KLabよりその2つのプロジェクトを引き継ぐ。

2022年内にサービスの一部から順次提供開始を目標としている。サービス提供に先立ち、NFTのプレセールを実施予定。

■子会社化について
ブロックチェーン関連事業の参入にあたり、専門性の高い人材の採用、現行法制への柔軟な対応、大胆かつ素早い意思決定、柔軟性の高い資金調達、などを目的に100%子会社をつくり事業展開を行うことにした。


社名について
blacksmithは英語で鍛冶屋の意味です。whitesmithは銀や錫などを扱う職人。weaponsmithは武器職人。そして、我々はBLOCKSMITH。ブロックチェーンの職人をイメージした造語。

人材採用
BLOCKSMITHでは、私達と一緒に新しいGameFiを開拓していく仲間を募集している。


■BLOCKSMITH&Co.の概要
商号: 株式会社BLOCKSMITH&Co. (ブロックスミス アンドコー)
代表取締役社長 CEO: 真田 哲弥
資本金: 1000万円
本社所在地:〒106-6122
東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー
事業内容: ブロックチェーン技術または暗号資産、NFTを活用したゲームなどのサービスの開発および配信
株主:KLab株式会社 100%



KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
企業データを見る
BLOCKSMITH&Co.

会社情報

会社名
BLOCKSMITH&Co.
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