東京ビックサイトで開催中されたアニメの祭典「AnimeJapan 2022」で3月27日(日)、『Sky 星を紡ぐ子どもたち』のスペシャルイベントが開催。
声優の梶裕貴とゲームスタジオ thatgamecompany(ザットゲームカンパニー)から水谷立(リード・オーディオ・デザイナー/ジャパン・ブランド・リード)、田邊裕一朗(ビジュアル・デベロップメント・リード)、椎名貴恵(ジャパン・コミュニティ・マネージャー)が参加した。
兼ねてより「Sky」をプレイし、ファンを公言している梶。「嬉しいです!“星の子”の一人、梶裕貴です」と掴み抜群の挨拶で会場を沸かして「thatgamecompanyさんのゲームは昔から好きなのでこのような場に立てて本当に光栄です。作品ファンの一人として『Sky』の魅力を伝えることができれば」と意気込み。1億6,000万ダウンロードという驚異的な数字には「その数の方々が空に羽ばたいているということ。凄い!」と目を丸くしていた。
そんな梶には<Skyスペシャルサポーター>就任として、証としてTGCカラーの鮮やかな空色の“Skyパーカー”と任命書が贈呈された。壇上で“Skyパーカー”を着用した梶は「『Sky』の世界に入った気がして嬉しい。しかも任命書まで…本格的!」と喜色満面でサポーター就任を喜んだ。
梶とthatgamecompanyの出会いは約13年前。『Flowery』をプレイしたのがきっかけだという。「言葉が一切なく、美しいグラフィックと美しい音楽で物語が進んでいくけれど、心に響いていく。ゲーマーじゃなくても心で楽しめる作品。それは『Sky』も同じ。いつどのタイミングでどの国の方がプレイしても楽しめる。僕は普段、声優という声を使う仕事をしているけれど、言葉がないからこその自由度の高さがこのゲームにはある」と太鼓判。これに田邊は「人種、性別、年齢を超えたエンターテイメンを届けるというのがthatgamecompanyの理念の一つなので感無量」とファン代表の言葉を噛みしめていた。
好き過ぎるがゆえに『Sky 星を紡ぐ子どもたち』をプレイするゲーム実況動画もUPしているという梶。椎名から「ゲームを心から楽しまれている様子を美しい声で伝えてくださっているので、見ていてうっとりした」などと褒められると、「僕のプレイを見つけていただき、そうやって繋がることもあるんだと嬉しいです。好きでやっているだけなのに、ゲームを制作された方や色々な方々と繋がることができるのもthatgamecompanyさんの魅力の一つ。プレイしていると心が癒されるし、優しさでいっぱいになる」としみじみ喜びを嚙みしめていた。
この日上映された『Sky 星を紡ぐ子どもたち』を紹介するダイジェスト映像では、梶がナレーションを担当。その映像が流れると梶は「プレイしている一人の人間として記憶を呼び起こしながら寄り添うようなイメージで声を当てました」とナレーション収録を回想。水谷も「これまでを振り返る映像になっているので、見ていて涙が出そうになった」と感激していた。
さらにこの日は「アニメーション映像化決定」やゲーム内イベント「表現者たちの季節」「花笑む日々」の特報映像などの重要情報が解禁された。水谷が「アニメ映像化のテーマは『Sky 星を紡ぐ子どもたち』よりも遥か昔の時代、星々が天に栄えていたころの物語。本格的に映像作品として制作していく」と予告すると、梶は「あわよくば何らかの声を担当できたら嬉しいけれど、それを抜きにしてもファンとして嬉しい。アニメを通してさらにゲームをやりたいと思う人が増えるはず!」と大興奮していた。
<Skyスペシャルサポーター>であり一ファンでもある梶はイベントの最後に「僕の想いを喋り出したら時間が足りない!」と笑わせつつ「ナレーションを担当した動画をどこかでゆっくりと視聴できる環境を作ってもらえたら嬉しいし、盛りだくさんのゲーム内イベントも今後待っているので、“星の子”の皆さんもまだこれからの皆さんも『Sky』というゲームで羽ばたくことできたら嬉しいです」と全世界のゲーム好きに呼びかけていた。
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