ネクソン、2021年12月期の研究開発費は26.9%増の209億円と過去最高 韓国での開発を強化、Embark StudiosのAAAタイトルも開発進捗
ネクソン<3659>の2021年12月期の研究開発費は、前の期比で26.9%増の209億9600万円と過去最高を更新した。同社では、基礎研究と新技術開発などの研究開発に相当する活動を行っていないものの、グループ内で開発しているオンラインゲームコンテンツが企画され商用化に至るまでの過程を「研究開発」と捉えており、オンラインゲームコンテンツの企画承認時から商用化日までの費用(労務費、外注費及びその他経費)を計上しているそうだ。
地域セグメントにみると、NEXON Korea CorporationやNEOPLEを中心とする韓国セグメントが最も多く、同29.3%増の182億6200万円と大きく伸び、その他が同34.5%増の22億8200万円となった。「その他」とは主にスウェーデンのEmbark Studiosのようだ。Embark Studiosでは、AAAクラスの品質の『Pioneer』や『Discovery』などを開発しているという。
他方、ここ数年減少傾向の続いていた日本セグメントでは研究開発費がついになくなった。また北米についても18.4%増の7億9500万円と2期連続の減少となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659
会社情報
- 会社名
- NEXON Korea(ネクソンコリア)