DeNA川崎ブレイブサンダースと住友商事は、2022年3月に住友商事グループとの協業による、観戦体験の向上、デジタル施策の加速などを目指し、資本業務提携を行うとともに、オフィシャルスポンサーとなることがわかった。ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>が本日(4月4日)、発表した。
これにより、川崎ブレイブサンダースはクラブの財政基盤を強化し、デジタル/アナログの両面での発展的な取り組みを推進する。
また、住友商ことは2021-22シーズンよりオフィシャルスポンサーに就任しクラブを全面的にサポートするほか、住友商事グループ企業と川崎ブレイブサンダースとの協業を検討していく予定。
また、本資本業務提携にかかる新たな株主の発生について、3月8日に開催した公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(Bリーグ)の理事会で承認を得たことを合わせて発表した。
なお、出資比率や金額は非公表となるが、本資本業務提携後の川崎ブレイブサンダースの筆頭株主は変わらずディー・エヌ・エーであり、経営体制やチーム体制の変更はない。
◆目的・取り組み概要
川崎ブレイブサンダースが掲げるミッション「MAKE THE FUTURE OF BASKETBALL」の実現に向け、主に以下の協業テーマに取り組む。
①住友商事グループのアセットを活用した協業検討
幅広い領域で事業を展開する住友商事グループの各企業との協業を検討し、試合観戦体験の向上やファンサービスの充実化、デジタル領域での取り組み拡張を目指していく。
*住友商事と川崎ブレイブサンダースの運営母体であるDeNAは2015年3月にヘルスケア事業を手掛ける合弁会社としてDeSCヘルスケアを設立する等の協業実績がある
②財政基盤の強化
出資受け入れにより財政基盤を強化し、競技面・事業面の双方で一層の充実を図る。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432