HARTiとSUSHI TOP MARKETING、NFTアート展示会イベントの期間延長が決定 東急プラザ渋谷にて


HARTiとSUSHI TOP MARKETINGは、4月5日、NFTアート展示会イベントが好評のため開催期間の延長決定を発表した。

東急プラザ渋谷3階・次世代型商業施設の実験店舗「111-ICHI ICHI ICHI-」にて開催されるNFTアート展示会イベントにおいて、来場者全員に来場記念NFTを無料配布している。

NFTの配布はSUSHI TOP MARKETINGが独自開発した、カードをタッチすることでNFTを簡単に配布可能な「NFC Card shot」を用いて行われており、イベントが好評のため開催期間の延長が決定した。

■イベント概要
名称:「浅瀬のおともだち -Friends in the Shallows- 展」(以下、「本イベント」)

延長前の開催期間:2022年3月12日〜4月3日
延長後の開催期間:2022年3月12日〜4月27日

会場:東急プラザ渋谷3階「111-ICHI ICHI ICHI-」イベントスペース

内容:来場者記念NFT配布

「浅瀬のおともだち -Friends in the Shallows-」の展示、来場者記念NFT配布 
※予定は告知なく変更する場合がある。

狙い:NFTはまだ一般化していない新しい技術であるものの、本イベントを通してNFTの浅瀬に足を踏み入れてもらうことを目的としている。


■本イベントでの両社間の実証実験の狙い

1. NFTの認知度向上、および、受け取りのためにウォレットを作成してもらうこと
2. 来場者の属性を調査すること
3. 本イベント終了後のコミュニティ形成を行うこと
4. 配布したNFTの保有者に対してトークングラフマーケティングを実施すること

1.NFTの認知度向上、および、受け取りのためにウォレットを作成してもらうこと
日本では暗号資産は怪しい、リスクの高いものという印象があり、それに伴ってNFTも敬遠されている。しかし、一般の方もよく利用されている東急プラザ渋谷にてNFTを用いたプロジェクトを行うことで、NFTを触ったことがない方々にとっても、NFTを一度体験してみたいと思っていただくことができる。

また、リアルな空間でNFTの受け渡しを行うため、初めての人でも対面でスタッフに教えてもらいながらNFTを受け取ったり、カードをタッチしてNFTを受け取るといった新たな体験ができる。

ウォレットに関しては当社の独自技術のブラウザウォレットを利用しており、MetaMaskなどのウォレットをスマホにダウンロードしていない状態や、ウォレットそのものを作ったことがない人でも、ブラウザに自動生成されるウォレットにてNFTを受け取ることが可能となる。

今回受け取ったNFTを自分の資産としたいという方向けには、自分でウォレットを作成することを推奨しているため、日本でのウォレット普及率が向上する。
これにより、他の企業もNFT配布イベントなどを行いやすくなる。

2.来場者の属性を知ること
既にNFTアートや暗号資産を保有しているウォレットで本イベントの来場記念/証明NFTを受け取った場合には、どういうNFTを持っている人が来場してくださったのかを同社とHARTi側で把握し、好みを分析することができる(=トークングラフ)。それによって、今後のイベント内容の企画の際に、本イベント参加者の趣向にあった企画を行うことができる。

また、来場者の人数を簡単に把握することができるようになる。

3. 本イベント終了後のコミュニティ形成を行うこと
本イベント「浅瀬のおともだち -Friends in the Shallows- 展」では、東京藝術大学(絵画科日本画専攻)卒のアーティスト・中條亜耶氏、NFTクリエイター・Whiplus氏の作品である「浅瀬のおともだち -Friends in the Shallows-」(以下、「本作品」という)を中心とした招待制のコミュニティを形成する。(こちらの招待は4/3で終了している)

4. 本イベントで配布したNFTの保有者に対してトークングラフマーケティングをすること
来場者全員に来場記念/証明NFTを配布することで、当社は社会に流通するNFTの絶対数を増やす。

また、3のように、イベント終了後も来場された方に限定イベント参加権を送るなどして、NFT保有のメリットを作ることができる。この取り組みこそSUSHI TOP MARKETINGの推し進めるトークングラフマーケティングであり、同社にとって初めてそれが機能する事例になる。

このマーケティング手法を用いることで、来場者はメールアドレスや個人情報を登録することなく(個人を特定されない)、告知などを受けられるという仕組みが整う。これはWeb3ならではのマーケティング手法。

また、来場者が自身のウォレットアドレスを「NFTアート用」など、普段FT(暗号資産)の売買に使っているウォレットと切り分けることで、よりNFTだけに特化したウォレットを作ることも可能。


■配信するNFTについて
来場者全員配布のNFT来場者全員配布のNFT
チェーン:Shiden Network
配布日程:期間中毎日 (2022年3月12日(土)〜4月27日(水))
配布枚数:1人につき1点
特典:売買したり、自分や知り合いのメタバース上の美術館に飾ることが可能



【NFT受け取り方法】【NFT受け取り方法】
▼来場者全員配布のNFTの配布カウンター



 ▼来場者全員配布用のNFCカード
これにスマートフォンをタッチすることで、NFTを受け取ることができる。

※おサイフケータイのみ。


 

■NFT Card shotの特徴
・NFTの受信作業が10秒ほどで行えること(受信作業後、3分ほどでNFTがウォレットに届く)。
・Suicaなどを利用できる端末(おサイフケータイ)であれば受け取り可能。
・Shiden Networkを使っているため、ガス代が非常に安く、ガス代は全て同社負担。
・NFTの発行量を同社オペレーションにて制限可能。

 ■ Shiden Networkとは
Shiden Networkは渡邉創太氏が率いる日本発のパブリックブロックチェーンであるAstar Networkが開発するブロックチェーン。

Shiden NetworkはPolkadot Networkの10分の1規模の実験的なネットワークであるKusama Networkに接続されているため、Kusamaの高いセキュリティの恩恵を享受しながらdApps開発を行うことができる。

また、EthereumやPolygonのようなブロックチェーンに比べ、NFT配布に掛かるコストが安く、来場証明のような多くのNFTを配布するといった用途に向いているネットワークとなっている。

ウェブページ:https://shiden.astar.network/

■ブラウザウォレット
ブラウザ上でウォレットを自動生成するSUSHI TOP MARKETING社の特許技術。
あくまで、一時的なウォレットを生成する技術のため、そこから他のウォレットアドレスにNFTをトランスファーする必要があるが、この技術によりウォレットを持っていない方でも簡単にNFTを受け取ることができる。



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