【ゲーム株概況(4/7)】カヤックが8日続伸…終値ベースで4ケタ大台乗せ 新作TCG発表や明日の2Q決算発表控えでブロッコリーが動意づく
-
4月7日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比461.73円安の2万6888.57円で取引を終えた。引き続き米国の金融引き締めへの警戒感が強まっているほか、新型コロナウイルスの感染拡大による中国景気の減速への懸念もあり、終日売り優勢の展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、カヤック<3904>が8日続伸して終値ベースで4ケタ大台乗せとなったほか、ブロッコリー<2706>やKADOKAWA<9468>、IGポート<3791>などが買われた。ブロッコリーは、先日、新作トレーディングカードゲームの制作を発表しており、その制作発表会を4月25日に控えており、明日4月8日に発表予定の第2四半期決算も合わせて、思惑から動意づきやすい状況になっているようだ。
ほか、主力株では、ガンホー<3765>とグリー<3632>がしっかり。
半面、ドリコム<3793>やケイブ<3760>、ギークス<7060>、gumi<3903>などが売られた。
大和証券が投資判断「1」を据え置いたものの、目標株価を2500円から2200円に引き下げたサイバーエージェント<4751>は続落した。
UUUM<3990>は、3月半ばの900円台の株価水準から目先は一時1400円台まで買われる場面もあったことで、利益確定の売り物に押される展開となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751
会社情報
- 会社名
- 株式会社ブロッコリー
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 鈴木 恵喜
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高65億6300万円、営業利益2億8300万円、経常利益3億1200万円、最終利益1億6800万円(2022年2月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2706