【ゲーム株概況(4/11)】医療ビッグデータの利活用での協業検討のDeNAが買われる 1Q営業黒字転換もシリコンスタジオは目先材料出尽くしの売りに
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4月11日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比164.28円安の2万6821.52円で取引を終えた。前週末の米国市場でハイテク株が売られた流れを受けて、国内市場も半導体関連株などハイテク株への売り物が先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、Aiming<3911>やDeNA<2432>が買われた。DeNAは、メディカル・データ・ビジョン<3902>と医療ビッグデータの利活用に関する協業の検討で合意したとの発表が評価材料となっているようだ。
また、KADOKAWA<9468>やサンリオ<8136>がしっかり。
半面、前週末8日に発表した第1四半期決算が営業黒字転換となったシリコンスタジオ<3907>は目先の材料出尽くしとみた売り物に押されて反落した。
決算関連では、8日に2022年2月期決算を発表したブロッコリー<2706>も2023年2月期を最終年度とした中期経営計画が未達となる見通しとなったこともあり、3日ぶりに反落した。
周辺株では、岩井コスモ証券が投資判断「A」を継続、目標株価を2350円から2500円に引き上げたものの、3月半ばの1600円台から2000円台まで買われてきた過熱感もあり、クリーク・アンド・リバー社<4763>が反落した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432
会社情報
- 会社名
- 株式会社ブロッコリー
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 鈴木 恵喜
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高65億6300万円、営業利益2億8300万円、経常利益3億1200万円、最終利益1億6800万円(2022年2月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2706
会社情報
- 会社名
- シリコンスタジオ株式会社
- 設立
- 2000年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 梶谷 眞一郎
- 決算期
- 11月
- 直近業績
- 売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3907