コーエーテクモHD、コーエーテクモゲームス内にIP事業部の新設 中国上海に営業拠点開設も IP事業強化で収益拡大を狙う
コーエーテクモホールディングス<3635>は、2022年3月期の決算説明資料でIP事業の強化していることを明らかにした。グループの中核企業であるコーエーテクモゲームスに新設したIP事業部では、IP許諾や協業の営業活動を行うほか、オフィシャルショップ「KOEI TECHMO SPOT」などを展開することで、家庭用ゲームから育て上げたIPの価値向上を図る。
また、中国上海に新会社を設立する予定であることも明らかにした。上海の新会社は、中国ビジネスを中長期で拡大させる営業拠点という位置づけとなるそうだ。コーエーテクモゲームスのIP事業部の中国拠点としてIP許諾の営業活動を行っていくとのこと。
IP許諾を行った『三国志戦略版』が中国を中心にアジア圏で大ヒットした。ライセンス収益は、通常のゲーム売上に比べて採算性が高く、同社の収益拡大に大きく貢献したことは記憶に新しい。同社の育成したIPの有効活用を進めることで、IP事業のさらなる飛躍を狙う。
会社情報
- 会社名
- 株式会社コーエーテクモゲームス
- 設立
- 1978年7月
- 代表者
- 代表取締役会長(CEO) 襟川 陽一/代表取締役社長(COO) 鯉沼 久史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高681億700万円、経常利益341億6600万円、最終利益268億5200万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 非上場
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635