Sensor Tower、 「2021年日本モバイルゲームの市場インサイト」を公開 市場規模は6.5%増の184.5億ドル(2.4兆円)に 『ウマ娘』の活躍でシミュレーションが最も成長

Sensor Tower(センサータワー)は、2021年の日本のモバイルゲーム市場をまとめた 「2021年日本モバイルゲームの市場インサイト」を公開した。日本のモバイルゲーム市場は、184億5000万ドル(約2兆3900億円)となったことや、『ウマ娘 プリティーダービー』の活躍でシミュレーションジャンルが日本のモバイルゲーム市場で高い収益成長を遂げたことを明らかにした。


<以下、プレスリリースより>


Sensor Towerのストアインテリジェンスデータによると、 2021年日本モバイルゲーム市場の収益は再び記録を更新し、 184億5,000万ドルを達成しました。 日本モバイルゲームの収益において、 アメリカの次に大きな市場です。 『ウマ娘 プリティーダービー』の優秀な成績に後押しされ、 シミュレーションジャンルのモバイルゲームは日本で最も迅速な収益成長を遂げたジャンルとなり、 App StoreとGoogle Playストアで50%を超える成長を記録しました。 日本のゲームパブリッシャーが依然として日本市場をリードしていますが、 海外のパブリッシャーが全力で後を追っています。


日本モバイルゲーム市場の規模
2021年日本モバイルゲーム市場の収益は、 2020年と比べて6.5%成長し、 184億5,000万ドルを達成しました。 全世界の収益成果と比較すると、 日本は依然としてアメリカを除いて最高収益を記録している国です。 収益占有率はApp Storeが57.9%、 Google Playストアが42.1%です。

 
日本市場の人気モバイルゲーム
2021年初め、 Cygamesでサービスを開始した育成シミュレーションRPG『ウマ娘 プリティーダービー』は、 リリース後たった1年で、 ダウンロード数と収益ランキングの両方で1位を記録しました。 これは日本の競馬文化の根強い人気と、 ゲーム自体の優れた育成デザインがマッチして実現した結果だといえます。

9年というサービス期間を持つ長寿パズルRPG『パズル&ドラゴンズ』は、 コンテンツと収益化の持続的な拡張により、 再び収益成長を遂げ、 順調に従来の収益ランキング5位から2位に返り咲きました。

日本収益ランキングTop 10の中で、 過半数のゲームがリリースから4年以上経過しています。 これは日本人ユーザーが、 他の地域と比べてゲームに対する忠誠度が高いことを示しています。

 

2021年日本ダウンロード数ランキングTop 10にランクインしたゲームは、 『ウマ娘 プリティーダービー』と『NieR Re[in]carnation』を除いて、 すべて今回初めてTop 10入りを果たしました。 これにより、 日本市場での競争が非常に熾烈なことがわかります。


詳細情報は弊社ウェブサイトに記載しています:
https://sensortower.com/ja/blog/state-of-japan-mobile-games-2021-report-JP