楽天モバイル、2021年12月期の決算は営業損失4163億円と赤字倍増

楽天グループ<4751>傘下の楽天モバイルは、2021年12月通期(第4期)の決算は、売上高1568億0300万円(前の期比16.1%増)、営業損失4163億4300万円(前の期は2079億0900万円)、経常損失4229億6600万円(同2078億7500万円)、最終損失3262億3200万円(同1612億3100万円)だった。5月10日付の「官報」に掲載された「決算公告」で判明した。

・売上高:1568億0300万円(同16.1%増)
・営業損失:4163億4300万円(同2079億0900万円)
・経常損失:4229億6600万円(同2078億7500万円)
・最終損失:3262億3200万円(同1612億3100万円)

同社は、携帯キャリアサービス「楽天モバイル」などを提供しており、引き続き先行投資局面だったようだ。

楽天グループの決算発表によると、自社基地局の整備に計画の前倒しで注力することでネットワーク品質の向上に努めたほか、減価償却費等のネットワーク関連費用が増えた、としている。

なお、通信料金を1年間無料とするキャンペーン期間終了後も、新規顧客獲得が順調に進捗したという。キャンペーン期間の終了に伴い、通信料金の支払を開始したユーザーが増えたほか、端末販売の増加も増収に貢献したという。

 

楽天グループ株式会社
https://corp.rakuten.co.jp/

会社情報

会社名
楽天グループ株式会社
設立
1997年2月
代表者
代表取締役会長兼社長 三木谷 浩史
決算期
12月
上場区分
東証プライム
証券コード
4755
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