NBA Top Shotなどを手がけるDapper Labsは、5月11日、同社のブロックチェーン『Flow』のイノベーションと成長を促進するため、7億2500万ドル(約941億円)のファンドの設立を発表した。
ファンドの参加企業には、a16z、AppWorks、Cadenza Ventures、Coatue、Coinfund、Digital Currency Group(DCG)、Dispersion Capital、Fabric Ventures、Greenfield One、HashKey、L1 Digital、Mirana Ventures、OP Crypto、SkyVision Capital、Spartan Group、Union Square Ventures、Dapper Venturesといった企業が含まれている。
ファンドの参加者は、投資、Flowトークンの付与、現物による支援などを通じて、開発者にFlowブロックチェーン上のアプリケーション構築サポートを提供する予定という。
なお『Flow』は国内において、ミクシィ<2121>のスポーツ特化型NFTマーケットプレイス「DAZN MOMENTS」において、またメルカリ<4385>の「パ・リーグ Exciting Moments β」での利用がある。
■『Flow』
レイヤー1ブロックチェーンとしてNFTコレクタブルとゲーミングをサポートするために一から作られた。また当時スケーラビリティの問題を解決するために開発されておる。
開発者目線で作られたブロックチェーンとして、非常に学習しやすいケイデンスという言語が採用されている。暗号通貨やブロックチェーンに関する専門知識がなくても、簡単に開発できる豊富なSDK(ソフトウェア開発キッド)をも用意されているため、技術者の新規参入がより簡単になっているという。
会社情報
- 会社名
- Dapper Labs