イマジニア、22年3月期決算は売上高12.1%減、営業益17.3%減に スマホ向け、パッケージともに新作が来期に期ずれ 今期は研究開発費を倍増へ

  • イマジニア<4644>は、5月16日、2022年3月期の連結決算を発表、Nintendo Switch向けソフト『Fit Boxing2 –リズム&エクササイズ-』が各種プロモーションの効果もあり、全世界累計出荷販売本数200万本を突破したものの、リリース当初の前年同期の勢いには勢いには届かず、減収減益となった。

    売上高63億3100万円(前々期比12.1%減)
    営業利益11億7700万円(同17.3%減)
    経常利益13億3700万円(同12.3%減)
    最終利益8億9000万円(同12.8%減)

    なお、新規スマートフォン向けゲームのリリースと、新作パッケージゲームソフトの発売が2023年3月期に延期されたことに加え、3月に予定していた海外向けドラマ提供も4月以降になった。

    また、事業領域の拡大や新規事業の立ち上げの加速を目的として、2022年3月に子会社imagineer nexusを設立した。

    ■今期は研究開発費を前々期比倍増へ
    2023年3月期通期の連結業績予想については、以下のとおり。コンテンツ事業の主力であるパッケージゲームおよびスマートフォンゲームを中心に、研究開発費として前々期に比べて約2倍となる7億4000万円を投じ、ヒットコンテンツの創出を目指すとしている。

売上高73億円(前期比15.3%増)
営業利益7億5000万円(同36.3%減)
経常利益10億円(同25.2%減)
最終利益6億7000万円(同24.8%減)

イマジニア株式会社
https://www.imagineer.co.jp/

会社情報

会社名
イマジニア株式会社
設立
1986年1月
代表者
代表取締役社長兼CEO 澄岡 和憲
決算期
3月
直近業績
売上高59億600万円、営業利益3億4500万円、経常利益6億5600万円、最終利益4億1600万円(2024年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4644
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