【ゲーム株概況(5/17)】『炎炎ノ消防隊』スマホゲーム開発でモブキャスト急反発 調査筋高評価のスクエニやコナミ続伸 株式分割のコーテク反発
5月17日の東京株式市場では、日経平均は続伸。前日比112.7円高の2万6659.75円でこの日の取引を終えた。決算発表シーズンが終わり、好決算の銘柄が物色された。上海のロックダウン解除への期待も後押しした。ただ、世界景気の先行きへの懸念が重しとなり、上値は限定的だった。
こうしたなか、ゲーム関連株を見ると、モブキャストホールディングス<3664>が急反発。人気TVアニメ『炎炎ノ消防隊』を題材としたスマートフォン向け新作ゲーム『炎炎ノ消防隊 炎舞ノ章』を開発中と発表したことが材料視された(関連)。
コーエーテクモホールディング<3635>も反発。9月30日現在の株主に対して1対2株の株式分割を実施するほか、前横浜市長の林文子氏の社外取締役就任が内定したと発表したことが材料視されたもよう。
スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>が3日続伸。マッコーリーキャピタル証券が同社株の投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に引き上げつつ、目標株価を5500円から6200円に引き上げたと観測されている。
バンダイナムコホールディングス<7832>が3日続伸。岩井コスモ証券が同社株の投資判断「A」の継続とし、目標株価を1万1000円から1万円に引き下げたと観測されている。
コナミホールディングス<9766>が3日続伸。年初来高値を更新した。岡三証券が同社株の投資判断「強気」の継続とし、目標株価を9900円から1万0500円に引き上げたと観測されている。
このほか、サンリオ<8136>が反発。大和証券が同社株の投資判断「3」の継続とし、目標株価を2500円から2650円に引き上げたと観測されている。
■ゲーム関連株
会社情報
- 会社名
- 株式会社モブキャストホールディングス
- 設立
- 2004年3月
- 代表者
- 代表取締役CEO 藪 考樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7100万円、営業損益4億2800万円の赤字、経常損益4億3600万円の赤字、最終損益3億8000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3664
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3432億6700万円、営業利益443億3100万円、経常利益547億0900万円、最終利益492億6400万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684
会社情報
- 会社名
- 株式会社サンリオ
- 設立
- 1960年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 辻 朋邦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高726億2400万円、営業利益132億4700万円、経常利益137億2400万円、最終利益81億5800万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 8136
会社情報
- 会社名
- コナミグループ株式会社
- 設立
- 1973年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 上月 景正/代表取締役社長 東尾 公彦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3143億2100万円、営業利益461億8500万円、最終利益348億9500万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム(ロンドン証券取引所にも上場)
- 証券コード
- 9766
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高784億1700万円、・営業利益391億3300万円、経常利益398億9900万円、最終利益309億3500万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高9900億8900万円、営業利益1164億7200万円、経常利益1280億0600万円、最終利益903億4500万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832