【ゲーム株概況(5/31)】ハイカジが日米ランキングで好調の東京通信がS高 アニプレックスや集英社、CloverWorksと共同で新会社設立のIGポートもS高
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5月31日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反落し、前日比89.63円安の2万7279.80円で取引を終えた。EU(欧州連合)がロシア産石油の禁輸で合意したことを受けて、原油価格が上昇したことが景気減速への懸念材料として意識される形となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、東京通信<7359>がストップ高した。東京通信は、ハイパーカジュアルゲームアプリの『Big Makeover』が日米のApp Store無料ゲームランキングで上位にランクインしたことを発表したことが株価の刺激材料となったようだ。
また、サイバーステップ<3810>が一時ストップ高するなど大幅続伸し、グループ会社のウィットスタジオがCloverWorks、アニプレックス、集英社と4社共同出資により、アニメ作品の企画・プロデュース、制作を行う新会社JOENを設立することを発表したIGポート<3791>もストップ高した。
ほか、KLab<3656>やケイブ<3760>、アエリア<3758>などもしっかり。
半面、ガーラ<4777>が大幅反落し、アピリッツ<4174>やコムシード<3739>などが売られた。
KADOKAWA<9468>傘下の角川ゲームスの一部事業の子会社化を材料に直近買われていたエクストリーム<6033>は3日ぶりに反落した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社IGポート
- 設立
- 1987年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 石川 光久
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高118億4100万円、営業利益12億2500万円、経常利益13億8000万円、最終利益11億5800万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証
- 証券コード
- 3791
会社情報
- 会社名
- 株式会社東京通信グループ
- 設立
- 2015年5月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高62億1900万円、営業損益1億3300万円の赤字、経常利益3億5700万円、最終損益2億400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7359