証券コード協議会、「証券コード」で新たに英文字を組み入れ 24年1月以降から 設定可能な残コードの枯渇に対応

国内証券取引所や証券保管振替機構で構成する証券コード協議会は、5月31日、上場する事業企業の「証券コード」について、2024年1月1日以降に新たに設定するものから英文字組入れを組み入れることを明らかにした。

証券コードは「1300」から「9999」までの数字4ケタで設定するが、設定可能な残コード数が減少してきたことから、英文字を組み入れるとの基本方針を決めていた。

ただ、この対応が業務に及ぼす影響が広範にわたることから、関係者との情報共有と対応促進に注力するとともに、日本取引所グループのシステムと接続するユーザーとのシステムテストを実施するなど準備を進める。

証券コード協議会では、円滑な英文字組入れの実施に向け、システム改修のほか、業務フローの点検、自社内や関係先への情報周知などの対応に協力してほしい、と呼びかけている。