gumi 、Agoricのバリデータに参加、ノード運営を開始  JavaScriptでDAppsの開発を行えるパブリックブロックチェーン


gumi<3903>の連結子会社でブロックチェーン事業を展開するgumi Cryptosは、6月10日、パブリックブロックチェーンAgoricにバリデータ※1として参加し、 ノード運営※2の開始を発表した。
 
AgoricはJavaScriptでDApps※3の開発を行うことができるパブリックブロックチェーンとなる。 通常、 DApps開発にはSolidityなどの独自言語が用いられるため、 開発者はDApps開発のために高い学習コストをかける必要があった。

これに対しAgoricは、 プログラミング言語に世界的な主流言語であるJavaScriptを採用することで、 DApps開発を容易にしていることが主な特徴となっている。

今回のノード運営の開始にあたっては、 gumi Cryptos Capital匿名組合が保有するBLDトークンのデリゲーション(委任)を受けている。

gumiグループは、 Agoricブロックチェーンネットワークのノード運営に参加することで、 一定の収益を得つつ、 DApps開発の活性化ひいてはブロックチェーン産業の発展に貢献していく。

なお、 gumiグループは、 既に複数のノード運営に参加しており、 今後も様々なブロックチェーンのノード運営に参加していくことで、 分散型ネットワークの構築とブロックチェーン領域の産業発展に貢献していく方針。

 (参考)Agoric公式サイト: https://agoric.com/


※1 バリデータ…ブロックチェーンのネットワークに接続し、 トランザクションが正しいかを検証するノード(コンピューター端末)またはその運用者のこと。 運営者は、 その貢献度等に応じた報酬が得られる仕組みとなっている。

※2 ノード運営…ブロックチェーン上での取引承認の合意形成が正常に稼働する状態を担保すること。

※3 DApps…Decentralized Applicationsの略称。 ブロックチェーンを用いたサービスやゲームを提供するアプリの総称。


株式会社gumi
http://gu3.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社gumi
設立
2007年6月
代表者
川本 寛之
決算期
4月
直近業績
売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3903
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