【おもちゃショー2022】バンダイ、大型TCG『ONE PIECEカードゲーム』を出展 ファンや店舗の反応から一定の手応え ティーチングツアーを今週末より開始
バンダイは、新作トレーディングカードゲーム(TCG)『ONE PIECEカードゲーム』を「東京おもちゃショー2022」の自社ブース内で出展した。7月9日より発売する予定の「スタートデッキ」と「ブースターパック」「オフィシャルスリーブ」のほか、発売するカードのサンプルなども展示していた。
本商品は、尾田栄一郎氏による世界的な人気作品「ONE PIECE」の公式トレーディングカードゲーム。日本と一部アジア地域を皮切りに、北米、南米、欧州、豪州、中国本土で展開する予定。ファンや店舗の反応から一定の手応えを感じているそうだ。
ファンの多さも考慮し、「すぐに覚えられるルールとしつつも、ゲームとしても奥深い内容になるように設計している」(同社)。原作コミックスのイラストや、アニメイラスト、イラストレーターによる描き下ろしの新規イラストを使うなどカードのクオリティにこだわっている。
このため、TCGプレイヤーだけでなく、ファンからのコレクションとしての需要も期待されるところ。ブシロードの「ヴァイスシュヴァルツ」も海外ユーザーの一定割合はコレクションとしてニーズが強かったようだったが、世界的な人気を誇る本作も同様のニーズがかなり発生しそうだ。
なお、発売に先立ち、6月18日から7月31日まで全国100店舗でティーチングツアーを実施する予定。一次募集はすでに締め切っているが、7月開催分は6月20日まで応募を受け付けている(当選発表は6月24日となる)。TCGプレイヤーにとっては新作TCGにいち早く触れる機会になる。
このほか、ルールがスマホで覚えられるアプリも配信する予定だ。カードの動かし方や勝敗の決め方など、アプリを通してルールを理解することができる。リリース予定時期は6月下旬としており、まもなくリリースされるだろう。
■関連サイト
(C)尾田栄一郎/集英社(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイ
- 設立
- 1950年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 竹中 一博
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1491億5500万円、営業利益122億4100万円、経常利益134億4600万円、最終利益99億4700万円(2023年3月期)