【ゲーム株概況(6/20)】国内証券が目標株価引き上げのスクエニHDが反発 ANYCOLORは利益確定の売りが続き大幅続落…終値で7000円割れ
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6月20日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比191.78円安の2万5771.22円で取引を終えた。世界的な金融引き締めの流れから世界経済が減速するとの見方が広がっていることが市場の心理を冷やす形となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>やガーラ<4777>、東京通信<7359>が大幅続伸した。
大手ゲーム株ではスクウェア・エニックスHD<9684>が7営業日ぶりに反発した。スクエニHDは、SMBC日興証券が投資判断「1」を継続し、目標株価を8300円から8900円に引き上げたことが市場の関心を集めたもようだ。
また、WEB3.0時代のNFTやメタバースと連動する次世代型アーティスト/クリエイターネットワーク「AKIBA EDEN」のベータ版をリリースしたことを発表したカヤック<3904>が一時853円まで買われた。
半面、ANYCOLOR<5032>はこの日も利益確定の売り物に押されて大幅続落し、終値で7000円台を割り込んだ。
ほか、CRI・ミドルウェア<3698>やエディア<3935>、ギークス<7060>などが売られた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社カヤック
- 設立
- 2005年1月
- 代表者
- 代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3904
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3563億4400万円、営業利益325億5800万円、経常利益415億4100万円、最終利益149億1200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684
会社情報
- 会社名
- ANYCOLOR株式会社
- 設立
- 2017年5月
- 代表者
- 田角陸
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高319億9500万円、営業利益123億6100万円、経常利益123億4100万円、最終利益87億2500万円(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 5032