アニプレックス、22年3月期の決算は営業益32%減の362億円と大幅減益 前年は『「鬼滅の刃」無限列車編』、『FGO』などモバイルゲーム減収
アニプレックスの2022年3月通期の決算は、売上高1790億2600万円(前の期比13.2%減)、営業利益362億2200万円(同32.3%減)、経常利益368億6800万円(同31.5%減)、最終利益250億9900万円(同32.1%減)と減収・減益だった。7月4日付の「官報」に掲載された「決算公告」で判明した。
・売上高:1790億2600万円(同13.2%減)
・営業利益:362億2200万円(同32.3%減)
・経常利益:368億6800万円(同31.5%減)
・最終利益:250億9900万円(同32.1%減)
ソニー・ミュージックエンタテインメントの子会社で、アニメなどの企画製作を中心に、パッケージ商品の発売、各種作品の劇場配給・番組販売・配信、ゲームアプリやフィギュア・アパレルの開発、ライブエンタテインメントの開催、「ANIPLEX+」の運営を行っている。
ソニーグループの決算報告では特に言及はなかったが、前年は記録的な大ヒットを記録した『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』があった。
またモバイルゲーム事業は、『Fate/Grand Order』をはじめ、『マギアレコード魔法少女まどか☆マギカ外伝』『ディズニー ツイステッドワンダーランド』『きららファンタジア』を展開しており、売上高は同19.8%減の1109億2300万円だった。2023年3月期も減収を見込んでいるという。
売上高と利益の推移はいかのとおり。
なお、最終利益のみの推移は以下のとおり。『FGO』リリース以降、業績が一変したことが確認できるだろう。
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758
会社情報
- 会社名
- 株式会社アニプレックス
- 設立
- 1995年9月
- 代表者
- 岩上敦宏
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- ・売上高:2062億2200万円(前の期比36.6%増)
・営業利益:534億5300万円(同81.9%増)
・経常利益:537億5100万円(同84.2%増)
・最終利益:369億3600万円(同100.5%増) - 上場区分
- 未上場